インターネットやSNSへの接続度ランキング、マレーシアは3位

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 プロキシプロバイダーのプロキシーラックが発表したインターネットやSNSへの接続度に関する調査「モスト・コネクテッド・カントリーズ」によると、マレーシアは45カ国・地域中3番目にインターネットやSNSを利用している国となった。

「モスト・コネクテッド・カントリーズ」は、▽インターネットの平均利用時間▽利用するSNSプラットフォーム数▽100人当たりの固定ブロードバンド/モバイルインターネット加入率▽インターネット利用率▽フェイスブックの利用人口▽インターネット料金ーーを評価しランク付けしたもの。

マレーシアの平均インターネット利用時間は8時間6分で、利用している平均SNSプラットフォーム数は7.70、インターネットの利用率は97%となった。

世界トップはアラブ首長国連邦、2位は香港だった。東南アジアからはタイが4位、シンガポールが7位、ベトナムが9位、フィリピンが12位、インドネシアが19位にランクインした。

なお日本は44位で、平均インターネット利用時間は3時間45分で、利用しているSNSプラットフォーム数は3.50、インターネットの利用率は83%となった。

NSKグローサー4号店、ベルジャヤタイムズスクエアにオープン

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 食料品店のNSKグローサーは、クアラルンプール (KL)のショッピングモール「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア」に新店舗をオープンした。

同社にとり、KLのクイル・シティ・モール店、セランゴール州のパラゴン・ポイント・ショッピング・センター店、スリー・ダマンサラ店に次ぐ4店舗目となる。

新店舗の面積は2万平方フィート以上で、高品質の国内商品や輸入品を幅広く取り揃えている。日用品や精肉、野菜、果物なども手頃な価格で販売しているが、会員になるとさらにお得に買い物ができるという。営業時間は午前10時から午後10時まで。
NSKグローサーは現在、オープンを記念して割引キャンペーンも実施している。

イオンの室内遊技場「キッズーナ」アイシティ店、改装オープン

 【クアラルンプール】 イオン・グループで室内遊技場運営に携わるイオンファンタジー・マレーシアは16日、セランゴール州シャアラムのショッピングモール「セントラル・アイシティ」内の室内遊技場「キッズーナ」をリニューアル・オープンした。


 一部コーナーを4日間閉鎖した上で改装し、新しいアクティビティ「トイ・マスター」を導入した。リニューアルを記念し、従来3時間までだったプレイ時間を無制限制にし、また21日までの期間限定で、入場1回につき5リンギ割引、ゲーム2回無料などのキャンペーンを実施する。

 キッズーナは2010年の設立以降、日本やアジア諸国で展開しており、日本流のホスピタリティ、厳選した遊具、子供の「創造性」「社会性」を育みながら親子で一緒に楽しめる体験が好評を得ている。
(ベルナマ通信、5月16日)

サバ州で新型コロナが急増、トゥアラン地区がレッドゾーンに指定

【クアラルンプール】 サバ州ではこのところ新型コロナウイルス「Covid-19」新規感染者が急増しており、同州トゥアラン地区がレッドゾーンに指定された。

ハリアン・メトロの報道によると、先週38人だったサバ州全体の新規感染者数が68%急増し、64人となった。同州のジョアキム・グンサラム副首相によると、サバ州の1日あたりの平均感染者数が過去1週間で5人から7人に40%増加した。トゥアラン地区では前週の18人から26人に増加し、陽性者数が40人を超えたためレッドゾーンに指定された。

先週から今週にかけて陽性者が増加したのはトゥアラン地区を含め、サンダカン、コタキナバル、クアラ・ペニュ、パパル、ペナンパン、ベルラン、コタベルド、ビューフォート、ケニンガウ、クナック  の11地区に上った。減少したのはキナバタンガン、ラハド・ダトゥ、タワウの3地区のみだった。

なお現時点で、プタタン、ラナウ、クダット、コタマルドゥ、ピタス、シピタン、タンブナン、テノム、ナバワン、トンゴッド、センポルナ、カラバカン、テルピッド、キナバタンガン、ラハド・ダトゥ、タワウ  の16地区は陽性者数がゼロとなっている。
(フリー・マレーシア・トゥデー、5月17日)

雪印メグミルクと星企業の合弁会社、マレーシアに製造子会社設立へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 雪印メグミルク(本社・東京都新宿区)は、植物性食品加工用原料の製造・販売に携わるシンガポール企業アグロコープ・インターナショナルと合弁会社(JV)を設立し、マレーシアに製造子会社を構えると明らかにした。
植物性食品加工用原料の製造・販売に向け、5月中に2,100万米ドル(約28億円)を投じ、JV「アグロ・スノー」をシンガポールに設立する。出資比率は、アグロコープが51%、雪印メグミルクが49%。アグロ・スノーは、100%出資の製造子会社をマレーシアに設立し、プラントベースフードに対する需要の拡大に応えていく。

雪印メグミルクグループは「中期経営計画2025」において、「新たな成長のタネづくり」を事業戦略の3つの柱の一つとして位置づけ、新たな事業領域として「プラントベースフード事業」への参入を掲げている。また、シンガポールの国際的な農産物の取り扱い企業であるアグロコープは、植物タンパク質抽出の最初の施設をカナダ(サスカチュワン州)に設置後、事業能力をさらに拡大することを検討していたことから、今回のJV設立を決定したという。