【ジョージタウン】 仏ミシュラン社はレストランの評価を星の数で表す「ミシュランガイド」のマレーシア版について、通常の年1回の発表に先立ち、新たに追加されるレストラン名の一部を来月公開する予定だと明らかにした。

ミシュラン・エクスペリエンスのコミュニケーション・ディレクターであるエリザベス・ブーシェ・アンセリン氏によると、ペナンとクアラルンプールのレストランが加わる予定。星の数などの詳細についてはまだ明らかにできないが、▽食材の品質▽調理技術の習得▽味の調和▽料理におけるシェフの個性の表現▽時間やメニュー全体における一貫性ーーという5つの基準に基づき調査が行われており、最新情報の発表によりマレーシア飲食業界への注目を集めたいとしている。調査結果の発表は、ミシュランガイドの公式ウェブサイトとモバイルアプリ上で行われる予定。

ミシュランガイドは昨年12月にマレーシア版を創刊。クアラルンプールとペナンのレストランを97軒紹介し、そのうち4軒を「近くに訪れたら行く価値のある優れた料理店」である一つ星レストランに選出している。
(ザ・サン、5月15日)