【クアラルンプール】 空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)は12日、クアラルンプール国際空港(KLIA)のメイン・ターミナルビルとサテライトビルを結ぶ無人列車のKLIAエアロトレインについて、予定を前倒しして2024年6月までに1路線を再開すると明らかにした。

イスカンダル・ミザル社長は、3月1日に立ち往生事故が発生したことから翌日2日よりエアロトレインの運行を休止しているが、細心の注意を払い故障対策を行っているとし、国内外の関係企業と協力の上、当初予定の2025年より前倒しをしてまずは1路線を再開させるとした。

老朽化が問題となっていたエアロトレインは、2017年9月にも故障しており、MAHBでは7億リンギを投じ新車両導入を進めている。
(ザ・スター電子版、エッジ、ベルナマ通信、5月12日)