コロナワクチン追加接種を開始、サラワク州から先行実施

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 カイリー・ジャマルディン保健相は、60歳以上の高齢者及び医療従事者など最前線で働く人を対象に新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチンの追加接種(ブースター接種)を開始すると発表。対象となる人には案内通知が送られてくるので注意するよう呼びかけた。
接種対象は接種を終えてから6カ月以上経った人で、有資格者にはコロナ情報・追跡アプリ「MySejahtera」、ショートメッセージ(SMS)、またはワクチン接種センター(PPV)からの電話によって通知される。追加接種はあくまで任意で、ワクチン接種プログラム(NIP)の下では無料で受けられる。
当面は、マレーシア薬物管理局(DCA)から追加接種の認可を受けたファイザー/ビオンテック製ワクチンを、同じファイザー製ワクチン接種を2回受けた人に対してを追加接種する。最初に接種を受けたものと異なるワクチンを追加接種する「異種混合接種」については、今後の研究結果を待って実施を判断する。
サラワク州は、13日から全国に先駆けてファイザー製ワクチンによる追加接種を開始すると発表した。60歳以上の8万300人と医療従事者3万340人が当面の接種目標。追加接種の先行実施について、同州は先ごろカイリー保健相より同意を得ていた。同州では異種混合接種の実証を11月に実施する予定だ。

 

新型コロナの感染者数は8084人、再び8千人台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は14日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は8,084人だったと発表した。3日連続で前日を上回り、再び8千人台となった。累計感染者数は236万9,613人となった。
13日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は、2,174万4,866人で、接種率は66.6%。成人の接種者数は2,129万960人で、接種率は90.9%となった。基本再生産数(R0/RT)は0.88で前日と変わらなかった。
13日には1万832人が回復し、累計治癒者は累計で222万7,889人となり、死者数は68人で、累計で2万7,593人となった。アクティブ感染者は、前日から2,950人減少し、10万6,047人となった。アクティブ染者数のうち、77.9%が自宅、14.4%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、7.0%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
同日は新たに13カ所のクラスターを確認。うち職場で6カ所、コミュニティで3カ所、教育機関で2カ所、地区事務所と拘置所でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。州・地域別ではセランゴールが5カ所、サラワクが3カ所、ケダで2カ所、マラッカ、パハン、ネグリ・センビランでそれぞれ1カ所のクラスターを確認した。

ワクチン接種義務化の予定はなし=首相府相

【クアラルンプール】 アブドル・ラティフ・アハマド首相府相(特任)は、現時点で公務員を含め新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種を義務化する予定がないと明らかにした。
12日に行われた下院質疑の中でアブドル・ラティフ大臣は、国家ワクチン接種プログラムはあくまで自主的なものであり、約160万人いる公務員も含めて接種を義務化する考えはないと言明。マレーシアにはワクチン接種を義務付ける法律はなく、もし全公務員にワクチン接種を望むのであれば合理的な方法を取ることになると述べた。
アブドル・ラティフ大臣は、家族と共に外食できないなどの不都合が生じることを通じて、ワクチン未接種者に接種を促すことになるとの見通しを示した。
同相によると、全公務員の98.18%がワクチン接種を完了しており、1.82%だけが接種を受けていない。成人のワクチン接種率は90%を越えたため、ワクチン接種完了者に限定して10月11日付けで州跨ぎの移動が認められている。
(ザ・スター、10月13日)

ランカウイの渡航前感染検査義務を廃止=保健相

【クアラルンプール】 国内初の「トラベル・バブル」試験実施の対象となり9月16日から観光客の受け入れを再開したランカウイについて、カイリー・ジャマルディン保健相は12日付けで観光客を対象とした新型コロナウイルス「Covid-19」の渡航前スクリーニング検査実施義務を廃止すると発表した。
成人のワクチン接種率が90%を超え、11日付けで州跨ぎの移動が自由化されたことを受けたもの。これまでランカウイへ出発する前に実施が求められていたスクリーニング検査が不要になる。
これまで旅行者5万4,341人に対しスクリーニング検査を行ったが、感染が判明したのはわずか216人、率にして0.4%だった。ただワクチン接種はこれまで通り必要となっており、スクリーニング検査についても引き続き推奨するとしている。感染が確認された場合や濃厚接触の疑いで隔離中の場合、渡航は認められない。
(フリー・マレーシア・トゥデー、10月12日)

首都圏で大規模計画断水がスタート、16日まで

【クアラルンプール】 水道事業のアイル・セランゴールは13日、首都圏クランバレーで大規模な計画断水を開始した。スンガイ・セランゴール浄水場第1フェーズ(LRA SSP1)のメンテナンスのためで、16日まで4日間行われる。

断水が行われるのは、▽クアラルンプール▽ペタリン▽クラン▽シャアラム▽ゴンバック▽フール・セランゴール▽クアラ・ランガット▽クアラ・セランゴールーーの約998地域。メンテナンス終了後、地域ごとに段階的に復旧が行われる。対象地域や復旧見込み時間はWebサイト(https://hentitugas.airselangor.com/2w45BD3v6obqEe9p2QrxWYJZyL0EDB2KRYOKawnMl7GXkPVdzAmjN48R5Pqp/kawasan_terlibat?lang=enで調べることができる。

病院やワクチン接種センター(PPV)、新型コロナウイルス「Covid-19」低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)などの施設に対しては別途タンクローリーでの代替給水が行われる

国営ベルナマ通信によると、10月初頭に早めの通知が出されていたため、企業経営者を含む多くの人々が、準備を進めており、スーパーでも大容量のミネラルウォーターは品薄となっている。営業時間や顧客数を制限した上で営業を継続する店舗も多いという

一方、昨年は突発的なものも含め、首都圏で5回以上の断水が発生していることから、アイル・セランゴールに対し不満が拡大、繰り返し起こる断水は生活に与える影響が大きいため、給水管理の改善を求める声も上がっていた。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ベルナマ通信、10月12、13日)

 

新型コロナの感染者数は7950人、前日より増加

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は13日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は7,950人だったと発表した。2日連続で前日を上回った。累計感染者数は236万1,529人となった。
12日時点の成人ワクチン接種者数は2,122万121人で、接種率は90.6%となった。1回以上の接種率は94.9%(2,221万5,504人)。またマレーシアの基本再生産数(R0/RT)は0.88で前日と変わらなかった。
12日には、1万555人が回復し、累計治癒者は累計で221万7,057人となり、死者数は103人で、累計で2万7,525人となった。アクティブ感染者は、前日から3,382人減少し、10万8,997人となった。アクティブ染者数のうち、78.3%が自宅、14.1%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、6.9%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
同日は新たに14カ所のクラスターを確認。うち職場で6カ所、コミュニティで5カ所、教育機関で2カ所、透析センターで1カ所のクラスターが発生した。州・地域別ではジョホールが4カ所、セランゴールで3カ所、ペナンで2カ所、マラッカ、ネグリ・センビラン、パハン、KL、ペラ、サラワクでそれぞれ1カ所のクラスターを確認した。

コロナ状況は改善、エンデミック段階へ=保健事務次官

【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は11日、新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の状況は改善しつつあり、エンデミック(風土病)の段階に入ろうとしていると発表した。
1日あたりの新規感染者数、クラスター数、病院の稼働率がすべて減少しており、ワクチン接種率も向上していることから改善は明らかだとした。感染症週報の第34週(8月22日 28日)以降、新規感染者数、アクティブ感染者数、死者数、集中治療室(ICU)で療養中の症例数、実効再生産数(RT)などの主要指標が一貫して減少傾向にある。新規感染者数は、第39週の1週間あたり8万3,368人から第40週の6万2,722人へと23.6%減少。第40週のアクティブ感染者数は前週(第39週)比21%減の13万3,806人。第40週の死者数は前週比50.2%減の700人(1日平均100人)。第40週のICU療養者数は前週比9%減の778人で、呼吸補助が必要な人数は前週比11.2%減の331人。第40週のクラスター数も前週比21%減の79件。コロナ専用病床として通常病棟1万6,199床、ICU病棟1,514床が割り当てられているが、第40週はそのうち8,164床を使用しており、前週比で5%減少した。
同氏は、国民に対し、現状に満足するのではなく、ほんの少し前に感染者数が急増し経済や社会を麻痺させてしまったことを思い出し、そこから学ばなければならないと警鐘を鳴らした。すべての関係者が標準的運用手順(SOP)を遵守し、特に州間移動が可能になった後は、TRIIS(検査、報告、隔離、通知、探求)をベースにしたセルフ検査を強化することで、コロナ感染の連鎖を断ち切るべきだと強調した。
(ベルナマ通信、10月11日)

新型コロナの感染者数は7276人、前日より増加

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は12日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は7,276人だったと発表した。累計感染者数は235万3,579人となった。
11日時点での成人の2,115万4,357人が新型コロナワクチン接種を完了し、接種率は90.4%。1回以上接種したのは2,220万207人で、率としては94.8%となった。マレーシアの基本再生産数(R0)は0.88だった。
また11日には、1万833人が回復し、累計治癒者は累計で220万6,502人となり、死者数は93人で、累計で2万7,422人となった。アクティブ感染者は、前日から4,217人減少し、11万2,379人となった。アクティブ染者数のうち、78.9%が自宅、13.7%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、6.8%が医療機関、0.7%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
同日は新たに9カ所のクラスターを確認。うちコミュニティで4カ所、職場で2カ所、福祉施設で2カ所、教育機関で1カ所のクラスターが発生した。州・地域別ではセランゴールとジョホール、クランタンがそれぞれ2カ所、ペナンとパハン、ネグリ・センビランでそれぞれ1カ所のクラスターを確認した。

州跨ぎ移動の解禁、サバ州は保留&サラワク州は要登録

【クチン、コタキナバル=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相が11日付けで州を跨いだ移動を許可すると発表したが、「1963年マレーシア協定」の下で独自の入境規制を行う権限が認められているサバ・サラワク州は慎重な姿勢をみせているため、半島部から両州に渡航する際には注意が必要だ。
サバ州のマシディ・マンジュン地方自治住宅相は、州災害管理委員会(SDMC)のミーティングで連邦政府の発表内容を検討し、州政府に方針を提案すると言明。13日に開催する州政府閣議で決定した後、発表するとした。マシディ氏によると、同州における成人の新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種率がまだ基準とされる90%に達していない。情報を提供するサイト「コビドナウ(Covidnow)」によると、サバ州のワクチン完全接種率は10日午後11時59分時点で65.1%にとどまっている。
一方、サラワク州は、基本的に連邦政府の発表に沿って他州からの入境を認める方針だが、オンライン入境登録システム「EnterSarawak」を通じてワクチン接種証明、3日間有効なRT-PCRまたはRTK抗原検査の陰性結果を提出する必要があるとしている。

 

新型コロナの感染者数は6709人、98日ぶりに7千人下回る

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は6,709人だったと発表した。98日ぶりに7,000人を下回った。累計感染者数は234万6,303人となった。
10日には、7,373人の新規感染者を確認。また1万959人が回復し、累計治癒者は累計で219万5,669人となり、死者数は64人で、累計で2万7,329人となった。アクティブ感染者は、前日から3,650人減少し、11万6,596人となった。アクティブ染者数のうち、79.3%が自宅、13.4%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、6.6%が医療機関、0.6%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。
また同日は新たに8カ所のクラスターを確認。うちコミュニティで5カ所、職場、透析センター、宗教活動でそれぞれ1カ所のクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが4カ所で最も多かった。