【クアラルンプール】保健省のノール・ヒシャム事務次官は14日、同日までに確認された、新型コロナウイルスの南アフリカ型変異株(B.1.351)の陽性反応者は同日までのまとめで17人になったと発表した。
保健当局者は2月3日、英国型変異株による感染を確認。3月5日にはナイジェリア型変異株による感染を発見した。
3月18日にはクアラルンプール国際空港の職員2人が南アフリカ型変異株に陽性反応を示した。このためセパンとクアラランガットで濃密接触者への遺伝子調査を行い、南アフリカ型変異株の感染者をさらに突き止めた。いずれも感染源は同一の可能性が高いという。
(マレー・メイル、4月14日)