【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者が増加傾向にあることを受け、警察は個別の案件につき申請ベースで認めている州を跨いだ移動に関する規制を強化している。業務や医療、教育目的の移動申請については週末を除く平日しか認めていないという。

アクリル・サニ副警察長官によると、金曜、土曜、日曜の州間移動については緊急事態、家族の不幸、単身赴任の夫婦が会う場合のみに限定されており、業務や医療、教育目的の移動は許可しないという。平日の移動についても、結婚式や祝賀会などの宴会・集会への参加を目的としたものは認めていない。

警察はラマダン(断食月)バザールにおける監視を強化しており、国内のすべてのバザールに人員を配置して標準的運用手順(SOP)を守っているか監視している。