【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は13日、条件付き行動制限令(CMCO)指定地域において運転手を含めて定員2人までとなっていた乗用車移動の際の標準的運用手順(SOP)乗用車について、3人まで認めると発表した。

親を病院に送迎する際などに定員2人では不便といった苦情を受けて、国家安全委員会(NSC)が規制緩和を決定した。即日実施される。これまでも警察官の裁量で2人以上乗車することはケース・バイ・ケースで認められていたが、実施は難しかったという。タクシーや配車サービスなどでも運転手を含め3人まで乗車が可能になる。

サブリ上級相はこのほか、サラワク州クチンのカンポン・ハジ・バキにおける強化行動制限令(EMCO)適用を13日で廃止すると発表。一方、13日までとなっていたラブアンにおけるCMCOは12月6日まで延長すると発表した。