【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は11日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,810人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万2,734人で、累計感染者数は8万309人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最多で892人だった。それに▽サバ州(532人)▽クアラルンプール(KL、132人)▽パハン州(96人)▽ジョホール州(69人)▽ネグリ・センビラン州(64人)▽ペナン島(34人)▽ケダ州(22人)▽ペラ州(12人)▽ラブアン(8人)▽マラッカ州(5人)

▽プトラジャヤ(2人)▽トレンガヌ州(2人)▽クランタン州(2人)▽サラワク州(1人)ーーが続いた。ペルリス州のみゼロだった。937人が退院し、累計治癒者は6万7,173人となった。死者数は6人増えて、累計で402人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は10日、新たに5つのクラスターを半島部で確認したと明らかにした。
外国人労働者に対する強制スクリーニングを実施したことで、首都圏の建設現場でのクラスターを確認。セランゴール州の「ジャラン・ブキ」クラスターでは46人、KLの「コンドン」クラスターでは15人、「ジャラン・スタジアム」クラスターでは15人に陽性反応が出た。ジョホール州の「ジャラン・ダラム」クラスター、「テヌン・メラ」クラスターで、それぞれ13人、23人の感染を確認した。一方でセランゴール州やサバ州で3つのクラスターが収束、現在感染者を出しているクラスターは187となった。