新型コロナの新規感染者数は1295人、セランゴールで481人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は16日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,295人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万4,751人で、累計感染者数は8万7,913人となった。

州・地域別の感染者数はセランゴール州が最も多く481人だった。それに▽サバ州(268人)▽クアラルンプール(KL、232人)▽ジョホール州(105人)▽ペナン島(69人)▽ネグリ・センビラン州(60人)▽ペラ州(35人)▽マラッカ州(14人)▽パハン州(13人)▽ケダ州(9人)▽プトラジャヤ(4人)▽ラブアン(3人)▽トレンガヌ州(1人) ▽クランタン州(1人)ーーが続いた。ペルリス州、サラワク州はゼロだった。1,052人が退院し、累計治癒者は7万2,733人となった。死者数は7人増えて、累計で429人となった。 保健省のノール・ヒシャム事務次官は15日、KLの感染者数が11月29日の493人を上回り、過去最高の696人となったことについて、建設現場である「ダマンレラ」クラスターで新たに568人の感染がわかったことが影響したと説明した。11月7日からレンバ・パンタイやケポン、ティティワングサと広い範囲で感染者を出しており、累計の感染者は2,451人となっていると言明。その一方で新たに発生したクラスターはないとし、国内のクラスターは累計で418となり、うち229は収束したと明らかにした。

トリドールの「ボートヌードル」、マレーシアでFC展開

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 トリドールホールディングス(本社・東京都渋谷区)は16日、グループ企業、ウタラ5フード&ビバレッジが展開する東南アジア・ヌードルブランド「ボートヌードル(Boat Noodle)」のフランチャイズ(FC)展開をマレーシア国内で開始したと発表した。
2016年2月に当社グループ入りし、現在マレーシア、シンガポール、ブルネイ、ミャンマーに、に計41店舗(マレーシア国内35店舗)を展開している。FC展開はマレーシアでの更なる出店強化を目指したもので、11月2日にクアラルンプールに1店舗を出店し、今後1年で同国内に10店舗を新規出店する予定。
東南アジアを中心に展開する「ボートヌードル」は、水上マーケットで食べられていた小
さなスープヌードルがルーツ。自分が食べたい分を注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進めるスタイルで、1杯100円未満からと手頃な価格で人気を得ている。イスラム教徒が安心して食事ができるようハラル対応をしている。

 

日立アジアとSIRIMが覚書、デジタル解決法を中小企業に提供

【クアラルンプール】 マレーシア標準工業研究所(SIRIM)と日立アジアマレーシアは14日、クラウドを利用した、インダストリー4.0(第4次産業革命)のデジタル解決法をマレーシアの中小企業に紹介、提供することに関する協力覚書をオンライン式典で交わした。
Sirimは元工業標準機関で、スマートマニュファクチャリング(高効率生産システム)に関するマレーシア・日本協力計画の実施機関。
アハマド・タジュディン会長は、日本企業からの技術移転に期待していると語った。日立アジアマレーシアのチュー・ファットセン代表は、マレーシア企業が対応力、生産性、効率を高めるのを支援するため、日立アジアマレーシアは、情報技術、制御・運用技術、製品を組み合わせた、スマートマニュファクチャリングの解決法を提供すると表明した。
覚書交換式に臨席した岡浩駐マレーシア大使は、マレーシア企業は技術がどう現場で活用されているかを学ぶことができるとあいさつした。
(マレーシアン・リザーブ、ベルナマ通信、12月14日)

来年度予算案が下院通過、辛くもムヒディン政権が信任

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 下院議会(定数222)で15日、2021年度予算案の第3読会が行なわれ、賛成111票、反対108票で辛くも可決した。法案は上院に送られる。獲得議席が過半数に満たないのではないかと野党が指摘していたムヒディン・ヤシン内閣の事実上の信任投票となった。
2人の議員死去(バトゥ・サプ及びゲリック選挙区)に加え、与党連合・国民同盟(PN)を支援する統一マレー国民組織(UMNO)の長老、テンク・ラザレイ氏が欠席したため219人のみが投票した。PN所属議員全員とラザレイ氏を除く国民戦線(BN)所属議員全員が賛成したほか、サラワク政党連合(GPS)、サバ団結党(PBRS)、サバ統一党(PBS)などの友党も賛成票を入れた。
野党側は希望同盟(PH)所属の91人のほか、サバ遺産党(ワリサン)、マハティール・モハマド前首相が先ごろ結党(現時点で未公認)した祖国戦士党(ペジュアン)などが反対票を投じたがわずかに及ばなかった。
前日の14日にマハティール前首相と、ムヒディン政権を支持するUMNO執行部に批判的なラザレイ氏が緊急会見し予算案反対を呼び掛けたが、与党側でこれに呼応して寝返る者は出ず不発に終わった格好だ。

新型コロナの新規感染者数は1772人、KLで696人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は15日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,772人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万4,515人で、累計感染者数は8万6,618人となった。

州・地域別の感染者数はクアラルンプール(KL)で696人だった。それに▽セランゴール州(503人)▽サバ州(260人)▽ペラ州(110人)▽ネグリ・センビラン州(67人)▽ジョホール州(48人)▽ペナン島(34人)▽ケダ州(20人)▽ラブアン(11人)▽パハン州(8人)▽トレンガヌ州(7人)▽マラッカ州(5人) ▽クランタン州(3人)ーーが続いた。プトラジャヤ、ペルリス州、サラワク州はゼロだった。1,084人が退院し、累計治癒者は7万1,681人となった。死者数は3人増えて、累計で422人となった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は14日、新たに2つのクラスターを首都圏で確認したと明らかにした。2つ共に職場で発生したクラスターだった。

セランゴール州ペタリン、セパン、ゴンバック、クアラ・セランゴール、フル・ランガットの「ソーラー・リア」クラスターで25人(マレーシア人9人、外国人16人)、KLのケポン「セヌ・セティア」クラスターで13人の外国人に陽性反応が出た。

到着3日前の感染検査陰性の場合、隔離期間を7日に短縮

【クアラルンプール】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は15日、海外からマレーシアに入国した際の隔離期間について、到着の3日前に新型コロナウイルス「Covid-19」の鼻腔スワブテストを受診して陰性だった場合には7日に短縮すると発表した。

サブリ上級相は、保健省が13日に隔離期間をこれまでの14日間から10日間に短縮すると発表した件に言及。10日というのは出発前のスワブテストを受けた場合の3日間を加えたものであり、到着後の実際の隔離期間は7日になると述べた。

出発前にスワブテストを受けていない場合はマレーシア到着時に受けることが義務づけられ、その場合は保健省の発表通りマレーシア入国後に10日間の隔離が求められる。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は15日、海外帰国者及び濃厚接触者が10日間の隔離期間となった場合、これまで13日目となっていた2回目の抗体検査は8日目あるいは9日目に行なうと発表した。

(星州日報、12月15日)

トップグローブでソーシャルディスタンシング不順守との内部告発

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】世界最大のゴム手袋メーカー、トップ・グローブの社員だったネパール出身のユバラジュ・カドカ氏(27)が、工場の外ではソーシャルディスタンシングが守られてないとして内部告発し解雇される出来事があった。
カドカ氏は5月、夜間シフトに入る職員が検温の際、相互の距離が1メートル以下だったとして写真を2枚撮影した。
直接上司に苦情を申し立てたのでは解雇されると考え、ネパールの労働者権利団体に写真を送り、この団体が写しをトップ・グローブとマレーシア政府に送った。
監視カメラに残された画像から撮影したのがカドカ氏であることが分かり、会社は9月23日、同氏を解雇した。その約3カ月後、クランの工場と寄宿舎で労働者5,000人余りがウイルス検査で陽性反応を示し、一大クラスターとなった。労働者の94%は外国人。
保健省は5月に公表した調査報告で、トップ・グローブの予防対策は十分だが、ソーシャルディスタンシングで改善の余地があるとしていた。ロイターが報じた。

日本航空、利用者向けに感染サポートサービスを提供

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本航空クアラルンプール(KL)支店は、すべての国際線利用者に医療・宿泊手配に関する相談に応じるサービス、及び渡航時の新型コロナウイルス「Covid-19」陽性判定時に各種費用の補償が受けられる感染症サポート「JALコロナカバー」を期間限定で提供すると発表した。
「JALコロナカバー」はアリアンツトラベルと提携し、旅行中に新型コロナ感染症が陽性判定された場合にかかる医療費・検査費・隔離費用を補償するというもの。日本の航空会社では初めてのサービスとなる。対象搭乗期間は12月23日—2021年6月30日で、JAL運航便かつJAL便名に限り、第1区搭乗日から31日間が補償対象となる。

日本航空では現在、アジア・オセアニア地区より日本へ帰国する顧客(ファースト・ビジネスクラス)を対象に、「ハイヤーサービスご利用割引サポートキャンペーン」のほか、「JALファミリーサービス」(2020年11月16日から2021年5月31日搭乗分まで)を実施している。

ワクチン調達、国民の70%分の確保を首相が指示

【ジョホール州タンカク】 ムヒディン・ヤシン首相は13日、選出選挙区で開催されたディーパバリの祝祭行事に出席した際の記者会見で、新型コロナウイルス感染症「Covid-19」ワクチンの調達量を増やすようアダム・ババ保健相に指示したと明らかにした。
保健省は11月、国民の20%分に相当する1,280万回分のワクチンをファイザーから購入する仮契約を交わしており、COVAXからは同10%に相当する量を購入する。COVAXはワクチンを調達し、世界各国に公平に分配していくことを目指す国際的枠組み。
ムヒディン氏によると、ほかの国が自国民に必要な量以上のワクチンを購入する契約を結んでいるためマレーシアの調達量は30%にとどまっているが、調達量を増やすべきというのが保健省の意見で、これを考慮し、国民の60 70%が接種を受けられるだけの量の確保を目指す方針に変更したという。
ムヒディン氏は「ほかの国がしたのと同じ動きをとるだけ。またワクチン供給を急ぐよう製薬会社への要請を担当閣僚に指示した」と語った。
(ベルナマ通信、12月13日)

コロナ隔離期間、14日から10日に短縮=保健省

【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は13日、海外からマレーシアに入国する際の隔離期間を14日付けでこれまでに14日から10日に短縮すると発表した。

現在の臨床科学報告と他国での隔離事情に基づいたもので、濃厚接触者など隔離センターや自宅で隔離を受けている人にも適用される。

ノール事務次官によると、英国、ドイツ、ベルギーではすでに隔離期間を14日から10日に短縮しており、フランスではさらに7日間に短縮している。最新の臨床科学的知見によると、隔離後に他者に感染させるリスクは隔離期間を通じて減少し、感染後の最初の週にピークに達することがわかったという。

■トップグローブ工場労働者宿舎のクラスターで初の死者■

セランゴール州クランの工場労働者の宿舎で大規模なクラスターが発生していたゴム手袋大手、トップ・グローブは、12日に初の死者がでたことを明らかにした。死亡したのはネパール人の保安係の29歳男性。トップ・グローブはクランに28工場があり、5,000人以上が陽性反応となった。