【クアラルンプール】 マレーシア航空は、発熱剤が付いたいかなる形態の加熱式食品についても、安全上の懸念から預け手荷物及び機内持ち込み手荷物の両方で持ち込みを禁じると発表した。
マレーシア航空によると、これらの加熱式食品の発熱剤には、マグネシウムや鉄の粉末、固体炭素、酸化カルシウムなどが入っており、水と接触すると可燃性ガスを放出する。具体的には加熱剤付きの鍋料理やご飯、飲料が禁止対象となる。加熱式でないインスタント食品や飲料は規制外。
マレーシア航空は声明の中で、「安全上の懸念から、乗客・乗務員ともに預け手荷物及び機内持ち込み手荷物のいずれについても許可しない」とした上で、「乗客と乗務員の安全と快適さは、マレーシア航空にとって最重要項目である」としている。
(エッジ、ザ・スター、2月15日)