【クアラルンプール】 三菱モーターズ・マレーシア(MMM)は、2023年の販売台数目標を前年約4%増の2万5,000台としている。昨年は前年比37.3%増の2万4,017台となり、過去最高だった。

ホフェン・テー上級副社長は、国営「ベルナマ通信」の取材に対し、今年は7人乗りのクロスオーバーMPV(多目的車)「エクスパンダー」、ピックアップトラック「トライトン」で限定モデルとスポーツモデルを発売すると言明。販促活動を強化し、体験試乗を提供するとした。また、サバ、サラワク両州ではトラックタイプの車両が好まれるため、東マレーシアでは「トライトン」の市場が拡大すると予想。一方、「エクスパンダー」はマレー半島、特に首都圏、ペナン、ジョホールを中心に拡販していくとした。

テー氏はまた、非国民車で3位を維持することに注力し、現時点で全国に55カ所ある3S(販売、サービス、部品交換)センターを年内に首都圏、東マレーシア、南部(ジョホールなど)で3ー5カ所追加する予定だと述べた。
(ザ・スター電子版、ベルナマ通信、1月13日)