【クアラルンプール】 UMWホールディングスは、傘下のUMWトヨタ・モーター(UMWT)とダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の2022年の販売台数が前年比46%増の38万3,054台となり、過去最高を記録したと発表した。

2022年6月末までの自動車向け売上・サービス税(SST)の減免措置や新モデルの好調で、両社とも販売目標台数を上回った。年間販売台数の内訳は、プロドゥアが前年比48%増の28万2,019台、UMWTが同40%増の10万1,035台だった。プロドゥアは年間生産台数でも過去最高となる28万9,054台となった。
UMWTの人気上位車種は、Bセグメントセダン「ヴィオス」、ピックアップトラック「ハイラックス」、Cセグメント小型クロスオーバー車「カローラ・クロス」。UMWTは今年、バッテリー式電気自動車(BEV)や「カローラ・クロス」のハイブリッド版に続くハイブリッドEV(HEV)のマレーシア市場投入も予定している。

UMWホールディングスのアマハド・フアード社長は、予約が好調で需要も継続的に高いことから、2023年も好調が続くと楽観視しているとし、引き続き魅力的な新モデルを競争力のある価格で投入していくと述べた。
(ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、1月17日、エッジ、1月16日)