【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 エステティックサロンのスリムビューティハウス(本社・東京都港区)とマレーシアの美容学校クララインターナショナルは1月31日、「美容学校およびスキルトレーニングのパートナーシップ」プログラムに関する協定を締結した。

スリムビューティハウスが運営するエステティシャン養成機関スリムビューティハウスアカデミーが、クララインターナショナルと協業し、海外就職希望者に対し実践的な資格取得プログラムと就業の機会を提供する。プログラム名は「海外就職直結コース(仮称)」で期間は全10カ月。そのうち3カ月は、日本における座学・通信オンライン講座で、7カ月はマレーシアで実技やテストを行い、エステティックの国際資格取得と英語スキルの習得を目指す。開講は2023年4月。

スリムビューティハウスの創設者兼最高経営責任者(CEO)である西坂才子氏は、日本のおもてなしや美容技術を身に着けたエステティシャンが、世界で活躍する道を開くことを目指しているとし、同プログラムを通じて、国際資格を取得し、言語や異文化理解を同時に学ぶことで、卒業時の就業に役立つと述べた。

クララインターナショナルは、40年以上にわたりスクールを運営。世界中から学生を受け入れ、就職斡旋をしてきた経緯から、世界中のホテル、スパ、クリニック、クルーズでの就業機会を提供できるネットワークを有する。