【ペタリンジャヤ】 アンソニー・ローク運輸相は1日、軽便鉄道(LRT)アンパン線バンダラヤ駅付近で起きた線路損傷について、2週間以内に補修工事を完了させると明らかにした。

公共輸送機関を管轄するプラサラナ・マレーシアがコンサルティング会社と共に線路補修を行う。また長期的には、線路を支える構造自体の安全性を確保するための補修も行う計画だ。安全が確認されるまでバンダラヤーマスジット・ジャメ間の運行を休止する。同区間では代替シャトルバスが配備して対応するという。

路線破損は1月27日に発覚したもので、近隣の高層ビル工事現場からの飛散物が原因で線路を支える鉄筋コンクリート桟橋の上部に亀裂が発生したことが原因と見られている。クアラルンプール市政府(DBKL)は、30日に高層ビルの建設業者に対して工事中止命令を発令していた
(ザ・スター、2月2日、エッジ、ベルナマ通信、2月1日)