【クアラルンプール】 消費者向け総合金融サービスのイオンクレジットサービス(マレーシア)は、人工知能(AI)技術を活用し、高リスク顧客を現在の30%から20%程度まで削減すると発表した。

リー・シウテー最高財務責任者(CFO)は、高リスク顧客には若年層や低所得層で信用度の低い顧客が含まれており、特に25歳以下で可処分所得が2,500リンギ以下の顧客が返済困難に陥る傾向があるとし、三井物産とソニーネットワークコミュニケーションズの合弁会社(JV)であるグローバルエーアイイノベーションズラボラトリー(本社・東京都港区、GAILABO)と提携し、Alベースの信用スコアリングサービスを導入すると述べた。回収実績向上に向け、高リスク顧客に焦点を当てたリスクベースの回収アプローチも採用しており、GAILABOへの投資額は200ー300万リンギになるとした

ン・エンキアット会長は、AIに代替された業務に従事していた従業員については、再教育の上配置転換するとし、最近の金利上昇やインフレ傾向は、同社ビジネスにも悪影響を与える可能性があるとコメント。競合他社の新規参入などにより競争も激化すると見込まれるが、不測の事態がない限り、今年は一桁台半ばから後半の成長を見込んでいると述べた。オートバイ融資、個人向け融資、中古車融資が成長に寄与するとしている。
(ザ・サン、6月22日、エッジ、ベルナマ通信、6月21日)