【クアラルンプール】 アレクサンダー・ナンタ・リンギ公共事業相は、クアラルンプール(KL)とKL新国際空港(KLIA)を結ぶマジュ高速道路(MEX)のプトラジャヤ料金所で3日から、6車線でオープン決済システムの試験を実施すると発表した。クレジットカードおよびデビットカードが使用できるようになる。

2日にプトラジャヤ料金所を視察したナンタ大臣は、オープン決済の試験は、今年9月までに高速道路12路線でオープン決済システムを段階的に導入するという公共事業省の取り組みに沿って実施されるとし、ドライバーはクレジットカードやデビットカードのほか、タッチ・アンド・ゴー(TNG)やスマートタグ、無線周波数識別 (RFID) もこれまで通り継続して使用できるとした。

オープン決済が利用可能になるのは、MEXの他、▽バタワース・クリム高速道路(BKE)▽SPRINT高速道路▽シャアラム高速道路(KESAS)▽ダマンサラープチョン高速道(LDP)▽SMARTトンネル▽ドゥターウル・クラン高速道路(DUKE)▽ペナン大橋(JPP)▽スンガイ・ベシ高速道路(BESRAYA)▽新パンタイ高速道路(NPE)▽アンパンークアラルンプール高架道路(AKLEH)▽ガスリー回廊高速道路(GCE)ーー の11路線で、31カ所の料金所、81車線でオープン決済が利用できるようになるという。
(エッジ、ポールタン、ザ・バイブス、8月2日)