KLの2駅で、線路工事のためETSホームを一時変更=KTMB

【クアラルンプール】 マレーシア国鉄(KTMB)は22日より、線路改良工事のため、クアラルンプールのKLセントラル駅とクアラルンプール駅の高速電車(ETS)ホームを一時変更すると発表した。

クアラルンプール駅では、ETS列車は1番線ではなく2番線に停車する。KLセントラル駅では、ETSのプラットフォームおよび出発ゲートが2階のBゲートから1階のC・Dゲートに移動する。KTMBは、スムーズに乗車できるよう、早めの駅到着を奨励するとしている。

KTMBはまた、7月中にマレーシア人を対象としたチケット料金半額セールを実施すると発表(外国人は対象外)。毎週火、水、木曜日(7月11ー13日、18ー20日、25ー27日)に、パダン・ベサルからジェマスまでのETS全路線が対象となり、高齢者はさらに5リンギ割引となる。割引適用にはオンライン購入用のプロモーションコード入力が必要となっている。
(ポールタン、7月11日)

ボルボがバッテリー電気トラック発売、東南アジアで初

【クアラルンプール】 ボルボ・トラック・マレーシアは、バッテリー電気トラック(プライムムーバ)、「FH」、「FM」、「FMX」の3種の発売を開始した。

ボルボのバッテリー電気トラックの発売は、東南アジアではこれが初めて。すでに物流大手のスウィフト・ホーレージに納車されることが決まっている。

今回発表されたモデルは、最高出力666馬力(PS)、最大トルク2,400Nmを発揮する2ー3基のモーターで構成される電動パワートレインとバッテリー2ー6基が搭載され、電力容量は180ー540キロワット時(kWh)。バッテリーのフル充電までの充電時間は、43キロワット(kw)の交流(AC)充電で10時間、欧州規格の240kwのCCS2充電で1時間55分となる。44トンの貨物を積載した場合の航続距離は最長300キロメートル。「FH」モデルのディーゼル車との比較では、電動車の方が使用エネルギーを50%削減できるという。

価格は、牽引する車両やカスタマイズにより変わるが、バッテリー6基を搭載した「FM」の場合は200万リンギ程度になるという。
(ポールタン、7月11日)

ブロードバンド接続の小売価格値下げは9月以降=MCMC

【クアラルンプール】 マレーシア通信マルチメディア委員会(MCMC)は11日、固定ブロードバンド接続の小売価格引き下げは、9月以降に実施されると発表した。

MCMCによると、政府系通信企業テレコム・マレーシア(TM)から各通信業者への回線卸売価格を規定するアクセス価格強制基準(MSAP)の新基準が今年3月に設定され、価格が引き下げられたが、実際に小売価格に反映されるのは通信事業者間の協定が締結された後となる。協定締結は9月末までに完了すると見込まれているため、値下げ実施はその後になるという。

MCMCの発表は、オンラインメディア「ソヤチンチャウ」が10日、3月に発効したとされるブロードバンド接続価格改定案について疑問を呈したことを受けてのもの。同サイトは、発表から4カ月経っても値下げが実施されていないため、通信業者への強制力がないようだと指摘していた。

MCMCはまた、B40(下から40%の低所得者層)、退役軍人、障害者、高齢者については、3月に開始された低価格の固定ブロードバンド接続プランが利用可能だとし、これまでに6,066人が利用していると述べた。本プランは、月額69リンギ、回線速度は30メガビット/秒(Mbps)で、データ量は無制限。料金は固定価格で、契約期間は2年間となっている。
(マレー・メイル、7月11日、ソヤチンチャウ、7月10日)

サウジのバーンズコーヒー、マレーシア進出に向け現地企業と提携

【クアラルンプール】 サウジアラビアのコーヒーチェーン「バーンズ・コーヒー」は、マレーシア進出に向け、外食・小売のプレミア・ファイン・フーズとの間でフランチャイズ契約を締結した。

プレミア・ファイン・フーズの発表によると、クアラルンプール(KL)で「バーンズ・コーヒー」25店舗をオープンし、その後10年以内に東南アジア全域(カンボジア、インドネシア、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム)で300店舗まで拡大する。

バーンズ・コーヒーを所有するアル・アムジャド・グループのモハメド・アル・ザイン最高経営責任者(CEO)は、「2030年までに1,000店舗を開設する」という目標を達成するため、アジア市場で店舗を拡大することを嬉しく思うとし、プレミア・ファイン・フーズとの提携は、アジア市場におけるバーンズ・コーヒーの存在感を高めるだろうと述べた。

「バーンズ・コーヒー」は、ジッダを拠点にサウジアラビア国内に約600店舗を展開。東南アジアと並び、イギリスも重要な成長市場としており、5月には、今後数年間でロンドンに10店舗をオープンする計画を発表している。
KLに本社を置くプレミア・ファイン・フーズは、感染制御およびエネルギーサービスを専門とする施設管理業者ハルタ・グループの傘下にある。
(ワールド・コーヒー・ポータル、7月11日)

年内に生活必需品の大幅な値上げはない=国内取引物価相

【クアラルンプール】 サラフディン・アユブ国内取引物価相は、約30の団体の業界関係者と物価上昇に関する協議を行い、年内に大幅な値上げを行わないとの確約を得たと言明。値上げが行われたとしても価格を見直すよう業界関係者と交渉するとして、年内に生活必需品の大幅な値上げはないとの見解を表明した。

11日にスーパーマーケットで価格チェックを行ったサラフディン大臣は、商品の供給不足による価格上昇を危惧する声などが上がっていることに触れ、同省が実施した調査では鶏肉や鶏卵、燃料など補助金対象商品の価格は上昇しておらず、商品によっては設定価格よりも安く販売されており、市場でも商品不足は起きていないことがわかったと指摘。しかし、国民に対して、スーパーマーケットや食料品店で必需品の価格が上昇した場合は、直ちに同省に報告するよう呼びかけた。
その上で、今後も価格の監視を継続し企業が適正な価格で販売するよう、政府は食品の価格を規制するとした。

物価については、9日にクアラルンプール・セランゴール・インド商工会議所 (KLSICCI)のニバス・ラガンバン会長が、会員企業の事業コストと生産コストが今年1月から20%上昇しており、様々な商品の価格が10月までに20%上昇する可能性があると発言。また10日には野党連合・国民同盟(PN)のムヒディン・ヤシン会長(元首相)が鶏卵が供給不足であるため、自身の農場で鶏の飼育を開始したと発言。露店主からも物価上昇に関する苦情を受けたと述べていた。
(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、7月12日、フリー・マレーシア・トゥデー、7月11日)

サマイデン、ヤクルト本社・工場に太陽光発電システムを設置へ

【クアラルンプール】 太陽光発電などの再生可能エネルギー(RE)企業サマイデン・グループは、完全子会社サマイデン・キャピタル・マネジメントを通じ、ヤクルト・マレーシアとの間で20年間の電力売買契約(PPA)を締結した。

サマイデンは、ヤクルトのネグリ・センビラン州セレンバン工場に496.26キロワットピーク(kWp)、セランゴール州シャアラムのグレンマリーにある本社に212.22kWpの太陽光発電システムを設置し、運営・メンテナンスも担当することで安定した電力を供給していく。年間705.96トンの二酸化炭素(CO2)排出量を削減できるという。

サマイデンのチョウ・プイヒ社長は、今回の協業により、ヤクルトの持続可能性への取り組みに貢献でき、また「クリーンエネルギー・ソリューションを推進する」という自社の目標に向かっても前進できると言明。サマイデンの太陽光発電技術を活用することで、化石燃料への依存を軽減でき、環境に優しく持続可能な未来づくりに貢献できると述べた。
(ザ・スター電子版、7月7日)

G-7、ペナンに「バイクワールド」4号店を開設

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 株式会社G-7ホールディングス(本社・兵庫県神戸市)は7日、子会社であるマレーシア現地法人G7リテール・マレーシアを通じ、ペナン州にバイク用品専門店「バイクワールド・タンジョン・ペナン・アイランド店」をオープンした。マレーシア国内では4店舗目となる。

「タンジョン・ペナン・アイランド店」は、ペナン島北部の所要幹線であるジャラン・タンジョン・トコンに面した、北部主要商業地内に位置する。敷地面積は600平方メートル。人気の高い日本製アクセサリーなどを日本国内と同様に幅広く品揃えし、顧客の様々なニーズに応えていく。また、ペナンでは自転車を趣味とする人口も多いため、自転車用アパレルも展開する。日本と同様のサービスや接客を提供し、地域に密着した店舗を目指す。営業時間は毎日午前10時から午後8時。

バイクワールドは、G-7グループが直営で展開するバイク用品の専門店で、日本国内で15店舗、海外では、マレーシアでG7リテール・マレーシアが3店舗を展開している。

タッチアンドゴー、日本、中国、韓国などでも利用可能に

【クアラルンプール】 交通系ICカードやイーウォレットを展開する決済サービスのタッチ・アンド・ゴー(TNG)は10日、日本、中国本土、韓国、シンガポール、タイ、インドネシアでTNGイーウォレットが利用可能になったと発表した。

TNGの声明によると、各国のQR決済システムとの統合およびアリペイプラスとの提携により利用範囲が広がった。アリペイプラスは、アリペイ(支付宝)の決済プラットフォームを通じ、提携先の決済サービスを利用できるようにする統合決済サービス。例えば、インドネシアでは、「クイック・レスポンス・コード・インドネシア・スタンダード(インドネシア標準QRコード、QRIS)」に対応したため、加盟店2,500万店舗で利用が可能となったという。

リアルタイムの外国為替レートで現地通貨により支払いが行われる。支払い方法は2種類で、ひとつは、店舗側がイーウォレットをスキャンする方法。イーウォレットの「支払い」メニューの中に「アリペイプラスを使い海外支払いを行う」という選択肢が表示され、国を選ぶことで支払い用QRコードが生成される。店舗がそのQRコードをスキャンすることで支払いが完了する。もうひとつの方法では、マレーシア国内での決済同様、利用者が店舗に掲示されているQRコードをスキャンし、取引金額を入力する。

TNGのアラン・ニ最高経営責任者(CEO)は、テクノロジーにより旅行中に紙幣を持ち歩くリスクを軽減できたとし、TNGイーウォレットは今後も便利で安心できる機能を提供していくと述べた。

TNGは今後、フィリピン、オーストラリアなどの国でもTNGイーウォレットを利用可能にしていくとしている。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ポールタン、7月10日)

HSSと建設技研、優先パートナー契約を締結

【クアラルンプール】 エンジニアリング・プロジェクト管理コンサルのHSSエンジニアズは、建設技研インターナショナル(本社・東京都江東区、CTII)との間で優先的パートナーシップ協力に向けた覚書(MoU)を締結した。同社がMoUを締結した日本企業は5社目となる。

子会社HSSエンジニアリングを通じて、 社会・環境インフラ・プロジェクトの入札参加や東南アジア諸国連合(ASEAN)、インド、中東・北アフリカ地域でのビジネス展開を目指し、技術提携に向けた取り組みを開始する。具体的には、水資源・供給管理、洪水緩和・災害管理、下水道・排水、交通・道路・高速道路、データセンター、スマートシティなどのプロジェクトで協力する。

HSSエンジニアズのクナ・シッタンパラム副会長は、両社は特に水関連インフラにおいて、互いの強みを生かせるとし、対象地域において様々な社会・環境プロジェクトで重要な役割を果たすことを目指すと述べた。
CTIIは、インフラ開発のための調査、計画、設計、工事監督、プロジェクト管理などのエンジニアリング・コンサルタントサービスを専門としている。フィリピン、カンボジア、パキスタンに駐在員事務所を構え、多くの開発途上国で社会・環境改善に取り組んできた実績を有している。

HSSは、2022年にオリエンタルコンサルタンツグローバル、八千代エンジニヤリング、自然・インターナショナル、今年6月にインデックスストラテジーという日本企業4社と同様のMoUを締結している。
(ザ・サン、ザ・スター、7月11日、ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、7月10日)

DTK AD、マレーシアでSNSマーケティング支援の提供開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ラバブルマーケティンググループ(本社・東京都港区)は10日、同社の子会社で、東南アジアにおけるマーケティングや訪日外国人旅行客(インバウンド)プロモーション支援を行うDTK AD(本社・バンコク)が、東南アジア地域における支援領域を拡大し、マレーシアでのマーケティング支援を開始すると発表した。

ラバブルマーケティンググループは、海外事業の立ち上げと拡大を成長戦略のひとつに掲げており、2023年4月、タイに本社を置く、SNSマーケティングやインバウンドプロモーション支援の実績が豊富なDTK ADを子会社化した。これまでDTK ADは、タイ、シンガポール、香港、ラオスでサービスを行ってきたが、マレーシアでも支援を開始し、受注した顧客へのサービス提供を8月より開始する。今後さらにその他のアジア地域にも支援領域を拡大していく計画だ。