ホンダマレーシア、新型「HR-V」の予約受付を開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは9日、コンパクトスポーツ多目的車(SUV)「HR-V」の新型モデルの予約受付を開始した。
新型HR-Vは、「人生を豊かにする」をグランドコンセプトとして開発され、洗練された外観やプレミアム感を持ちながら、日常生活に使える実用性を維持したモデル。発売開始は今年第3四半期の予定で、ハイブリッド車とガソリン車を用意。ハイブリット車にはHR-Vとして初めて2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」技術を搭載する。価格は未発表。予約は、ホンダのWebサイトやアプリから受け付ける。
吉村宏信 社長兼最高経営責任者(CEO)は、初代HR-Vは、2015年の国内発売以降ベストセラーになり、現在までに11万1,000台以上を販売し、2015ー2021年には非国民車コンパクトSUVでトップとなったと言明。2019年に発売されたフェイスリフト版HR-Vの販売数も約3万9,000台に達し、多くのマレーシア人に愛されているとし、今回正式に新型HR-Vの予約受付を開始できることをうれしく思うと述べた。

盆踊り大会、マレー有識者団体が容認すべきと主張

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 国を憂うマレー人元高官らで構成される組織「G25」は、イドリス・アハマド首相府相(宗教問題担当)がムスリムに対してセランゴール州とペナン州で開催される予定の「盆踊り大会」に参加しないよう呼びかけたことを批判し、マレーシア人は他文化の多様性や多種多様の民族の祭りを楽しむ自由を認められるべきだと主張した。
「G25」は声明の中で、盆踊りが今日ではすでに宗教的ではなく純粋に文化的な祭りになっているとし、異教の要素がムスリムの信仰に影響を与えかねないとする首相府相の主張を否定。マレーシアの最大の資産は民族的・宗教的多様性だとし、「貿易・教育・観光を通じて対外的に開放されていることによってマレーシアは世界の異文化間の接触から恩恵を受けている」と指摘した。
また盆踊り大会が家族で楽しめるイベントであり、首相が唱える、「Keluarga Malaysia(マレーシア家族)」精神にも沿っていると指摘。首相府相の発言の根拠を作った偏狭なイスラム開発局(JAKIM)と比較する形で、イベントを長年受け入れているセランゴール州のリベラルな姿勢を賞賛した。
イドリス首相府相の発言に対して、セランゴール州のアミルディン・シャリ州首相やペナン州観光クリエイティブ経済委員会のヨー・スーンヒン議長は当初の予定通り実施する意向を表明。続いて盆踊り大会に参加経験のあるセランゴール州のスルタン、シャラフディン・イドリス・シャー殿下が開催を許可するよう同州当局に指示したことで、世論が一気に盆踊り容認の方向に傾いている。

 

盆踊り大会、スルタンが開催許可を出すよう指示

【クアラルンプール】 イドリス・アハマド首相府相(宗教問題担当)がムスリムに対してセランゴール州とペナン州で開催される予定の「盆踊り大会」に参加しないよう呼びかけた問題で、セランゴール州のスルタン、シャラフディン・イドリス・シャー殿下は同州宗教局(JAIS)にイベント開催を許可するよう指示した。
JAISによると、シャラフディン殿下はJAISと開催地があるシャアラム市役所の幹部に対して盆踊り大会に宗教的要素があるかどうか、自分の目で見て確かめるため出席するよう指示した。殿下は数年前に自身で盆踊り大会に出席しており、その際にはイスラム信仰に有害であるとは思わなかったと語ったという。
首相府相の指摘を受けてセランゴール州のアミルディン・シャリ州首相は、同州では何十年にもわたって盆踊り大会が開催されており、日本とマレーシアの組織、個人、コミュニティ間の関係を強化することが目的となっていると強調。予定通りイベントを開催する考えを示していた。その上で、イベントについて宗教的なものではなく日本文化の祭典と見なしており、これまで何ら指摘を受けたことがないため、日本大使館や関連分野の研究者と連絡を取り、イベントの詳細情報を入手すると共に州イスラム当局に問い合わせると述べていた。
「盆踊り大会」はクアラルンプール(KL)日本人会や日本人学校、在マレーシア日本大使館が主催する日本文化を紹介するイベントで、1977年に開始された。新型コロナウイルス「Covid-19」による2年の中断期間をはさんで今年7月16日にセランゴール州シャアラム、同月30日にペナンで予定されている。
(フリー・マレーシア・トゥデー、6月8日)

日本との情報通信協力、映画制作などへの対象拡大を提案=通信相

【プトラジャヤ】 アヌアル・ムサ通信マルチメディア相は7日、日本との情報通信に関する協力覚書(MoC)について、映画制作やクリエイティブ産業まで対象を拡大するよう、日本側に提案したと明らかにした。
アヌアル大臣は同日、在マレーシア日本大使館の髙橋克彦大使による表敬訪問を受け、サイバーセキュリティ、個人情報保護、デジタル経済の発展、国境を越えたデジタル協働などについて、MoCに含めるよう提案。またマレーシアでの映画撮影や、映画やTV撮影に対し助成金を交付する「フィルム・イン・マレーシア・インセンティブ(FIMI)」への参加を提案した。国内観光産業や海外投資の誘致への波及効果を見込んでいるという
一方で、アヌアル大臣は、9月26日ー10月14日までルーマニアで開催される国際電気通信連合(ITU)E地域(アジア・オーストララシア)の全権委員会議(PP22)において実施される理事国選挙にマレーシアが立候補することについても、日本からの支持を求めた。また、マレーシアにおける第5世代(5G)ネットワークやその導入方式である単独卸売制(SWN)について紹介したという。
マレーシアは2017年1月、日本との間で情報通信分野、特に放送分野での協力強化のため、情報通信に関するMoCを締結している。
(ベルナマ通信、6月7日)

渦中の盆踊り大会、ペナン州は予定通り開催

【ジョージタウン=マレーシアBIZナビ】 イドリス・アハマド首相府相(宗教問題担当、汎マレーシア・イスラム党=PAS所属)がムスリムに対してマレーシアにおける「盆踊り大会」に参加しないよう呼びかけた問題で、ペナン州観光クリエイティブ経済委員会のヨー・スーンヒン議長は、同州では予定通り7月30日に開催すると言明した。
ヨー氏は、ルックイースト政策(東方政策)40周年に当たるため今年の盆踊り大会にはより大きい意義があるとした上で、自身としては盆踊りイベントには宗教的要素がないと考えているためイドリス首相府相のコメントには驚いたと述べた。その上でムスリムに対してイベントへの参加を妨げる考えはないと言明。「我々は宗教警察ではないので、イベントに参加するしないは個人の判断に任せる」とした。同州政府は5千人超の参加を目標に掲げている。
一方、ペナン州ムフティ(イスラム宗教指導者)のワン・サリム師は、盆踊りが先祖の霊を思い出すことに関連しているとした上で、「イスラム教では踊ったり、霊を崇拝したりすることで先祖を思い出すことは奨励されていない」と主張。イスラムに反する「ムシュリク」(多神教)につながる恐れがあるとして、盆踊り大会に参加しないよう呼びかけた。ワン・サリム師は、こうしたイベント参加を避けることによってイスラム信仰の純粋さを維持するべきだとした。
イドリス首相府相は、イスラム開発局(JAKIM)が実施した調査により「盆踊り」に異教の影響力の存在が確認されたとし、「我々はイスラム教徒に対し、信仰に反する祭事やその他のイベントに参加しないように忠告している」と述べていた。

反・盆踊り発言が波紋、影響懸念する声も

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イドリス・アハマド首相府相(宗教問題担当、汎マレーシア・イスラム党=PAS所属)が恒例の「盆踊り大会」に異教の要素が含まれていると主張しムスリムに参加しないよう呼びかけ波紋を呼んでいる。
「盆踊り大会」はクアラルンプール(KL)日本人会や日本人学校、在マレーシア日本大使館が主催する日本文化を紹介するイベントで、1977年に開始された。新型コロナウイルス「Covid-19」による2年の中断期間をはさんで今年7月16日にセランゴール州シャアラム、同月30日にペナンで予定されている。大多数の参加者がマレー系であるため、影響が懸念される。
セランゴール州のアミルディン・シャリ州首相は、同州では何十年にもわたって盆踊り大会が開催されており、日本とマレーシアの組織、個人、コミュニティ間の関係を強化することが目的となっていると強調。予定通りイベントを開催する考えを示した。その上で、イベントについて宗教的なものではなく日本文化の祭典と見なしており、これまで何ら指摘を受けたことがないため、日本大使館や関連分野の研究者と連絡を取り、イベントの詳細情報を入手すると共に州イスラム当局に問い合わせると述べた。
シャアラム市議会のムハンマド・シャキル・アミール議員は、盆踊り大会の魅力が踊りや太鼓といった音楽的要素にあるとした上で、なぜ開始から30年も経ってから問題にされなければならないのかと疑問を呈し、「PASはマレーシアの文化的多様性についての無知と理解の欠如を示した」と批判した。
シャキル氏はまた「シャアラムにはかなりの数の日本人駐在員が住んでいる。日本人コミュニティのために日本人学校もある。彼らが地域のクラブなどを通じて文化的行事を行うのは当然のこと」と指摘した。

三井アウトレット、ペナン国際空港近くに新店舗開設へ

【クアラルンプール】 三井不動産(本社・東京都中央区)がマレーシア・エアポーツ(MAHB)と共同開発している「三井アウトレットパーク」は、ペナンで新店舗をオープンする計画だ。
三井不動産とMAHBの合弁会社であるMFMAデベロップメントのT.J. チェー社長によると、新店舗はペナン国際空港(PIA)近くに建設予定で、現在ペナン州政府からの認可待ちの状態だ。認可は今年第3四半期までに取得できる見込みだが、開業日は未定だという。
チェー社長は、三井アウトレットでは通常の販売価格よりも安くブランド商品を手に入れることができるため、中間所得者層から支持を受けていると言明。北部地域にビジネスチャンスを見出したことから、ペナンを新店舗の開設先として選んだと述べた。新型コロナウイルス「Covid-19」のエンデミック(風土病)段階への移行により制限緩和や国境再開が行われ、ショッピングモールの入場者数も増加していることから、店舗新設はタイミングとして適しているという。
チェー社長はまた、オンライン・ショッピング市場は今後も成長し続けると予想されるものの、東南アジアの消費者は、商品を実際に見たり、触ったり、試したりしてから購入することを好むとし、既存店舗である「三井アウトレットパーク・クアラルンプール国際空港・セパン(MOP KLIAセパン)」には、今年約400万人が訪れると予想した。
三井とMAHBは今年4月、MOP KLIAセパンの第3期を開業。第3期では店舗面積7,000平方メートルが増床され、新規でコーツ(家電量販)とオブジェット(キッチン、ダイニング用品)が1階に新規入店したほか、既存のナイキ、アディダス、プーマのスポーツ用品大手3社が店舗面積を拡大して地階に移転している。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月8日)

日本の合板輸入先、第1四半期もマレーシアがトップを維持

【クチン】 マレーシアは、今年第1四半期における日本の合板輸入先でトップを維持した。
5月に発行された日刊木材新聞社の日本木材レポート(JLR)によると、第1四半期のサラワク州から日本への合板輸出量は、前年同期比70%以上増加し17万4,063立方メートルとなった。本船渡し価格は3億4,050万リンギで、前年同期の2億7,420万リンギから上がった。
ロシアのウクライナ侵攻や日本や欧米諸国によるロシアへの制裁措置よにり合板製品の価格は高騰している。日本はロシアからベニア板と丸太を輸入することを禁止したため、広葉樹構造用合板の需要が高まっており、東京市場の価格は1枚2,000円で、4月に比べて100円上がった。そのため日本はマレーシアとインドネシから熱帯広葉樹の輸入を拡大しており、今年3月にはマレーシアからの熱帯広葉樹の輸入量は前月比16%増の7万1,000立方メートルとなった。
 また合板メーカー大手のタ・アン・ホールディングスによると、第1四半期の合板製品の平均販売価格は前年同期比44%上昇した。2021年は8万908立方メートルの合板を製造。そのうち90%を日本に輸出し、2020年の88%より比率が上昇した。2021年の販売量は前年比12%減の8万6,529立方メートルとなった。
(ザ・スター、6月6日)

盆踊り大会、「ムスリムは参加しないよう」首相府相呼びかけ

【ぺタリンジャヤ】 イドリス・アハマド首相府相(宗教問題担当)は、7月16日にセランゴール州シャアラム、同月30日にペナンで予定されている恒例の「盆踊り大会」に触れ、異教の要素が含まれていると主張。ムスリムに対して参加しないよう呼びかけた。
イドリス氏は国営ベルナマ通信に対し、イスラム開発局(JAKIM)が実施した調査により「盆踊り」に異教の影響力の存在が確認されたと述べ、「我々はイスラム教徒に対し、信仰に反する祭事やその他のイベントに参加しないように忠告している」と述べた。記事を配信したベルナマ通信は「盆踊り」について先祖を敬う仏教の行事だと説明している。
「盆踊り大会」はクアラルンプール(KL)日本人会や日本人学校、在マレーシア日本大使館が主催する日本文化を紹介するイベントで、1977年に開始された。現在では3万5千人が参加する世界最大規模の盆踊り大会として紹介されるほどの大イベントに成長した。
「盆踊り大会」の宣伝ポスターには、着物を着てヒジャブを被った女性のイラストが描かれており、ソーシャルメディアではこれに対するいくつかの批判的なコメントも散見される。
(フリー・マレーシア・トゥデー、ベルナマ通信、6月6日)

馬・日フェスティバル開催、東方政策40周年で

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ルックイースト政策(東方政策)の40周年記念事業、「マレーシア・ジャパン・フェスティバル」が6月2日、クアラルンプール(KL)のマレーシア・ツーリズム・センター(MaTiC)で開幕した。

日本・マレーシア両国の観光・芸術・文化の体験を通じた交流促進、東方政策40周年の啓発などが目的。21世紀アセアン・日本友好青年招聘事業 (PAMAJA)の主催で6月5日まで開催される。

記念展示のコーナーには、日本からは国際協力機構(JICA)、日本政府観光局(JNTO)、国際交流基金(JF)、在マレーシア日本国大使館が出展。観光・芸術・文化体験コーナーには、日本からは国際協力機構(JICA)、日本政府観光局(JNTO)、JTBなどが出展する。