新型コロナの感染者数は160人、4日ぶりの100人台

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省の総合情報提供サイト「KKMNOW」によると、12日の新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の新規感染者数は160人となり、累計感染者数は503万9,486人となった。
新たに358人が回復し、累計は499万3,134人、死者数はゼロで、累計は3万6,951人だった。アクティブ感染者は、前日から198人減って9,401人。うち96.5%が自宅、3.4%が医療機関、0.1%が集中治療室(ICU)で療養中となっている。病床使用率は73.2%、ICU病床使用率は64.0%、人工呼吸器使用率は36.7%となった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,753万9,964人となり、接種率は84.3%。1回目のブースター接種完了者は1,630万7,422人で、接種率は49.9%、2回目が79万8,801人となり、2.4%だった。

マレーシアの総人口、第4四半期は1.3%増の3300万人

【クアランプール=マレーシアBIZナビ】 統計局の発表によると、2022年第4四半期のマレーシアの総人口は3,300万人となり、前年同期比で1.3%、前期比で0.3%それぞれ増加した。

男性が1,740万人、女性が1,560万人で、前年同期からそれぞれ30万人、10万人増加した。人口性比(女性100人に対する男性の数)は、111だった。

総人口のうち90.2%がマレーシア国籍で3,040万人。残り8%が外国人で260万人で、外国人労働者や留学生が増えたことで、前年同期から4.0%増加した。
州・地域別では、セランゴール州の人口が最も多く全体の21.6%を占めた。それにジョホール州(12.3%)、サバ州(10.4%)が続いた。

出生数は10万9,842人で、前年同期比で2.1%減少したが、前期比では0.4%増加した。うち男児が5万6,348人、女児が5万3,494人だった。州・地域別では、セランゴール州がトップで2万1,384人だった。

死者数は4万8,780人で、前年同期比10.2%、前期比3.0%共に減少した。男性が2万8,222人、女性が2万558人だった。死者数もセランゴール州が1位となり、7,711人が死亡。なお、新型コロナウイルス「Covid-19」による死者数は492人で、前年同期から89.6%減少した。

KLIAとKLIA2、KLIAターミナル1と2に改称へ=運輸相

【プトラジャヤ】 アンソニー・ローク運輸相は9日、クアラルンプール新国際空港(KLIA)と格安航空専用ターミナル(KLIA2)の名称を、「KLIAターミナル1」と「KLIAターミナル2」に変更する方針を明らかにした。

ローク運輸相は、改称は両空港の市場性や競争力向上を考慮して閣議で決定したが、実施には、空港運営会社マレーシア・エアポーツ・ホールディングス(MAHB)との協議や空港コードを発行する国際航空運送協会(IATA)などとの事前調整や、MAHBとの新協定を第1四半期末までに締結する必要があると説明した。

ローク運輸相によると、政府とMAHBは、全国空港・飛行場39カ所の運営、管理、保守、開発に関する運営協定を締結しているが、2日の閣議で2069年までの運営協定(OA2023)の新条件への合意が行われた。空港建設や改修への連邦政府の継続的資金投入が困難なため、空港開発基金(ADF)を設立し、空港利用者、一般市民、航空会社からの寄付で開発費用をまかなう計画だ。旅客サービス料(PSC)の一部を基金に組み入れるが、その割合を3年ごとに見直す。

ローク運輸相は、OA2023により、MAHBは政府承認の上で外国企業などと空港開発で協力できるようになり、政府とMAHBは迅速な商業開発や長期開発計画を策定できるようになるとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月10日、フリー・マレーシア・トゥデー、ザ・スター電子版、2月9日)

シークレットレシピ、今年は20店舗の開設を計画

【クアラルンプール】 今年創業26周年を迎えたレストランチェーン「シークレットレシピ」は今年、20店舗を開設し、2025年末までに国内で400店舗達成を目指す計画だ。

同社は先ごろ350店舗目をセランゴール州の「ワンウタマ・ショッピングセンター」にリニューアルオープンした。5年ごとに店舗のデザイン変更や、家具や什器の入れ替えを変更しており、今年は23店舗でリニューアルを行う計画だ。
シークレットレシピは、1997年に創業し、国内のみならずシンガポールやタイ、ブルネイ、バングラデシュ、モルディブにも出店している。今年はフィリピンや中東での出店を計画しているという。

シークレットレシピのパトリック・シム社長は、インフレ率の上昇が緩やかになってきていることについて、飲食業界にとって吉報であるとし、同社の店舗で外食をする人が増えると予想。米国や欧州で不況が続いているが、国内経済への影響はないと予測した上で、国内の飲食業界の見通しは明るく、国内消費は依然として強いとの見解を示した。
(マレーシアン・リザーブ、2月9日)

22年の経済成長率は8.7%、第4四半期は7.0%

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 中央銀行バンク・ネガラ・マレーシア(BNM)は10日、2022年通年の国内総生産(GDP)成長率について8.7%だったと発表した。民間消費や輸出に支えられ、政府の目標(6.5ー7%)を上回り、2000年以来過去22年間で最も高い成長率となった。

産業別では、外国人観光客に増加などに支えられてサービス業は4期ともプラスとなり、通年で10.9%。前年(1.9%)から大幅に回復した。製造業も全四半期でプラスを維持し、通年で8.1%となったものの、前年の9.5%からは減速。昨年は0.3%成長だった鉱業は3.4%に改善した。また、マイナス5.2%だった建設業は、5.0%のプラスに回復し、農業もマイナス0.2%から0.1%のプラスに転換した。

通年の国内需要は前年の1.7%から9.2%に改善。民間消費は1.9%から11.3%に、民間投資は2.6%から7.2%に回復した。公共消費は5.3%から3.9%に減速したものの、公共投資はマイナス11.3%からプラス5.3%に転換した。輸出と輸入はそれぞれ12.8%、14.2%のプラスで、共に前年の15.4%、17.7%プラスからは鈍化した。

第4四半期(10ー12月)のGDP成長率は、民間消費や民間投資、電気・電子機器などへの需要などに支えられプラス7.0%となったものの、前期(プラス14.2%)を下回った。
主要産業5部門全てでプラス成長を維持し、建設業のプラス10.1%を筆頭に、サービス業、鉱業、製造業、農業はそれぞれ、8.9%、6.8%、3.9%、1.1%とプラスとなった。

中銀のノル・シャムシア総裁は、今年のGDP成長率について、4ー5%に減速すると予想。成長リスクとして、地政学的な緊張の高まり、サプライチェーン(供給網)の混乱、各国の金融引き締めなどを挙げて、世界経済の減速に伴い成長のペースは穏やかになるものの、内需が成長を下支えするとして、景気後退には陥らないとの見解を示した。

新型コロナの感染者数は269人、4日ぶりに200人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省の総合情報提供サイト「KKMNOW」によると、9日の新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の新規感染者数は269人となり、累計感染者数は503万8,812人となった。
新たに375人が回復し、累計回復者は499万2,080人、死者数は2日連続のゼロで、累計は3万6,946人だった。アクティブ感染者は、前日から106人減って9,786人。うち96.0%が自宅、4.0%が医療機関で療養中となっている。病床使用率は74.8%、ICU病床使用率は65.2%、人工呼吸器使用率は37.1%となった。
同日午後11時59分時点のワクチン接種完了者数は2,753万9,327人となり、接種率は84.3%。1回目のブースター接種完了者は1,630万6,127人で、接種率は49.9%、2回目が79万5,855人となり、2.4%だった。

リスク管理ツール「グローカリスト」のマレーシア版を提供開始

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 グローカリスト(本社・東京都港区)は8日、海外進出した企業のビジネスのリスクを検知・共有・整理するグローバルリスクマネジメントツール「グローカリスト」のマレーシア版について、サービス提供を正式に開始したと発表した。

「グローカリスト」は、各国の官公庁・地方自治体・外郭団体が発信する情報発信から24時間以内に現地語・日本語・英語に翻訳して掲載するサービス。弁護士など、各国の事情や法律に精通した専門家による解説記事も掲載する。自社ビジネスに重要度の高いリスクに対してタグ付け管理や共有もでき、対応漏れを防ぐことが可能だ。ベトナム・インド版については2022年10月より試験提供を開始していたが、今回、マレーシア版とともにベトナム、インド、タイ、インドネシア版のサービスも開始した。

グローカリストは、約1.3億円の外部資金調達の実施を完了しており、調達した資金は、さらなる機能拡充および拡販のための体制構築に充てる。今後は、日系企業や欧州連合(EU)、米企業が海外展開している、シンガポール、フィリピン、中国、メキシコ、ドイツなどの上位国11か国13エリアに対応予定で、さらなるエリア拡大も進めていく方針だ。

ノースポート、三井E&Sよりガントリークレーン9基を受領

【クアラルンプール】  セランゴール州クラン港で港湾サービスを提供するノースポート (マレーシア) は8日、三井E&Sマシナリー(本社・東京都中央区)から、コンテナ荷役用のガントリークレーン・タイヤ式トランスファークレーン(RTG)9基の納入を受けたと明らかにした。

同社は三井E&Sマシナリーからディーゼル式RTG23台と電動式RTG(eRTG)11台を購入しており、第一陣として今回受領した。ノースポートはディーゼル式RTG71台、e-RTG13台の計84台のRTGを運用しているが、環境・社会・企業統治(ESG)の観点から、新コンテナヤードのJブロック向けに新型eRTG11台を購入。新型eRTGは、2023年12月までに完納される予定だ。

三井E&Sマシナリー運搬機システム事業部長の高橋淳文氏は、ノースポートにRTGを初納入したことを誇りに思うとし、新型RTGは最新技術に基づく機能を備えており、港湾事業の需要に応じた、信頼性が高く安定したサービスを提供できると述べた。

ノースポートのアズマン・シャー最高経営責任者(CEO)は声明の中で、コンテナおよび在来貨物が増加し港の混雑が予想されることから、容積増加に向けターミナルを改造するとし、新コンテナヤードを開発し、新設備を導入していくと述べた。
(ザ・サン、ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月9日)

サラワク州初の国産クラフトビール、正式発売

【クチン】  サラワク州初となる国産クラフトビール「1602クラフトビール」が9日、正式発売された。「ウィート」、「ペールエール」、「エクストラダーク」、「ラガー」の4種類を用意する。

「1602クラフトビール」という名称は、最古と言われるボルネオ島地図が1602年に出版されたことにちなんでいる。サラワク州が独自のビールを生産できることを証明し、ボルネオ島を再び世界に紹介する。「ペールエール」「エクストラダーク」はイギリスやアイルランド風、「ラガー」はドイツ風で、発酵には伝統的な酵母を使用しているという。

醸造業を営むビンセント・リー氏が工場でのビール大量生産を試みたが、香りや味の点から品質が劣ると判断し、手作りのクラフトビールへと方向転換。マレーシア人のランディ・リュー氏とドイツ・バイエルン出身のハンス・ゲルナー氏の2人に声を掛け、クラフトビール製造に至った。リュー氏の醸造所コンサルタントとしての経験や1308年から代々ビール醸造に携わってきたゲルナー氏の経験が「1602クラフトビール」製造に活かされている。

「1602クラフトビール」は、現在クチンとシブの飲食店や娯楽施設、ミニマートなどで販売されている。ミリやコタキナバル、インドネシアの西カリマンタン州でも近日販売開始される予定だ。
(ボルネオポスト、2月8日)

キャピタルAのCEO、スバン空港への乗り入れを計画

【セパン】 格安航空会社エアアジア・グループの親会社であるキャピタルAのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)は、ナローボディ・ジェット機の受け入れ方針を明らかにしているスバン空港(LTSAAS)への乗り入れを計画していることを明らかにした。

先ごろアンソニー・ローク運輸相がスバン空港再開発計画(SARP)案が先の閣議で承認されたと明らかにしたことを受けたもので、フェルナンデスCEOは「すべての大都市には都市空港が必要だ。(クアラルンプール新国際空港=KLIAと合わせて)2つの空港をもつことは先見の明がある」と評価。キャピタルAがすでにいくつかの路線に関する乗り入れ申請を行ったことを明らかにした上で、既存の顧客とはまったく異なった客層をターゲットにすることを計画していると述べた。

マレーシア・エアポーツ(MAHB)が提出したSARP案は、LTSAASを最大年間乗客数800万人の取扱能力をもつ地域の航空ハブに生まれ変わらせる計画。エアバス「A320」型機、ボーイング「B737」型機 または同等クラスのナローボディ・ジェット機を使用した定期旅客便と貨物便の乗り入れ再開が盛り込まれている。
(ザ・スター、ザ・サン、2月9日)