JTB、5日間のオンライン就業体験プログラムを開催

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 JTBグループの目的型旅行(SIT)に特化したJTBガイアレック(本社・東京都豊島区)は、将来国際的に活躍するグローバル人材育成を後押しすべく、日本とマレーシアをオンラインでつないで行う5日間の就業体験プログラムを9月1日から発売すると発表した。
JTBマレーシア・クアラルンプール(KL)支店とオンラインでつなぎ、現地スタッフおよびマレーシア政府観光局(ツーリズム・マレーシア)によるレクチャー&ワークショップでマレーシア旅行の需要やムスリム旅行に必須のハラル(イスラムの戒律に則った)市場について学ぶことができる。同プログラムでは旅行業の視点から「社会課題に対する関心と教養」、「コミュニケーション能力」、「問題解決力」などの国際的素養を身に着けることを目的としている。
参加費用は2万5,000円。▽11月2ー6日(申し込みは10月2日まで)▽2021年2月15ー19日(同2021年1月25日まで)▽2021年3月1ー5日(同2021年1月29日まで)▽2021年3月15ー19日(同2021年2月12日まで)ーーのスケジュールで、4回開催する。最少催行人員は5人で、18歳以上が対象。参加にはウェビナーツールの「ズーム」または「マイクロソフト・チームズ」をインストールする必要がある。

新型コロナ感染者は新たに6人、うち2人が国内感染者

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は2日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から6人増えて9,360人になったと発表した。

新規感染者のうち4人はインドネシアとシリアからの入国者。残り2人はケダ州とパハン州で感染した。新たに4人が退院し治癒者数は9,079人増加。死者数はゼロで128人を維持した。

保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、サバ州ラハダトゥで新たなクラスター「ベンテンLDクラスター」が発生した。ラハダトゥ警察に拘留中の被疑者が関連しており、感染者数はマレーシア人1人と不法滞在の外国人6人の合計7人に上った。これまでに50人がスクリーニング検査を受け、うち43人は陰性だった。

ケダ州で拡大する「タワル・クラスター」において、感染力が10倍高い新型コロナの変異株「D614G」を保有する感染者が3人検出された。現時点で国内最大規模となっている「タワル・クラスター」は3次感染にまで拡大しており、感染者数は75人に上った。ノール事務次官は「D614G」が同クラスターの急速な拡大を促したとの見解を示した。

ムヒディン内閣支持率、下降傾向も69%維持=世論調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 世論調査のムルデカ・センターが実施した最新の世論調査で、ムヒディン・ヤシン内閣の支持率が69%に達していることが分かった。

 同調査は7月15日から8月10日にかけて電話を通じて聞き取る形で実施され、21歳以上の男女3,415人が回答した。ムヒディン首相の支持率は5月には72%だったが、6月には74%にアップ。その後は横ばいを続け、8月時点では69%に下がった。
8月時点の支持率を民族別でみると、マレー系が93%、インド系は65%で、華人は33%だった。マハティール・モハマド政権末期の2月との比較では、マレー系、インド系は政権支持率が大幅に上がった(2月はそれぞれ36%、25%)が、華人だけは低下した(2月は39%)。
政党(党派)別の支持率は、国民連盟(PN)が51%、国民戦線(BN)が40%、汎マレーシア・イスラム党(PAS)が39%、国民コンセンサス(Muafakat Nasional)が37%、統一プリブミ党(PPBM)が28%、希望同盟(PH)が25%だった。
現政権のパフォーマンスについては、新型コロナウイルス「Covid-19」対策に関して「満足している」との回答は93%、弱者支援については68%、経済マネジメントについては61%と高めだったが、雇用創出については41%、汚職との戦いについては38%にとどまった。
国の方向性については、「正しい方向に向かっている」は5月時点では58%だったが、8月は51%に下がった。国が直面している最大の問題については、58.8%が経済を挙げ、保健・衛生が10.1%、犯罪・治安や民族問題、政治問題はひと桁台にとどまった。

「デジタル経済、成長の勢いが継続する」ラザダCEO

【クアラルンプール】 マレーシアのデジタル経済について、オンラインマーケットプレイスを運営するラザダ(Lazada)・マレーシアのレオ・チョウ最高経営責任者 (CEO)は、より多くのブランドやビジネス、特に中小企業(SME)がデジタル事業に参入し、成長の勢いが継続するとみている。
チョウCEOは、行動制限令(MCO)が施行された3月18日以降において消費者、売り手、ブランド、小売業者間のオンラインビジネスが急速に成長していると指摘。オンライン決済ソリューションの技術進歩についても、マレーシア人は同決済における利点を認識していることから見通りが明るいと述べた。
チョウCEOによると、オンラインマーケット「ラザダ」の新規販売者数は2020年上半期に200%以上増加した。またMCO以降初めてオンラインショッピングの利用を開始した消費者は35%に上り、マレーシアのオンライン顧客数が53%増加したことが分かった。オンライン調査プラットフォーム、ヴォドスの調査結果に基くと、マレーシアの成人の半数がMCO施行期間においてオンラインで非食品を購入した。またラザダが手掛けるオンライン決済ソリューション「ラザダ・ウォレット」も急速に成長を伸ばしているという。同社が先ごろ開催した「7.7ミッドイヤー・セール」において「ラザダ・ウォレット」の使用率は前年比で40%近く増加した。
オンライン決済についてチョウCEOは、消費者と売り手の物理的な金銭のやり取りや現金自動預払機(ATM)に出向く手間が省けるだけでなく、セキュリティ面においても最先端のテクノロジーで保護されていることからより安全で効率的且つ費用対効果が高いと指摘。電子決済への移行を加速させる政府の取り組みについて称賛するとした上で、引き続きさまざまなイニシアチブを通じてデジタル経済大国化への態勢を構築してくだろうと述べた。
(ベルナマ通信、8月30日)

ディスカウント店「ミスターダラー」1号店開業

【クアラルンプール】 ホームセンターのミスターDIYは8月29日、ディスカウント店「ミスター・ダラー(Dollar)」1号店をクアラルンプール(KL)市チェラスのタマン・マルリに正式オープンした。
「ミスター・ダラー」の商品価格は2リンギもしくは5リンギの2本建てで統一。スナック、菓子、飲料、パン、食用油などの必需品、生活雑貨、文具などを取り扱う。ミスターDIYは首都圏クランバレー地域に「ミスター・ダラー」10店舗を新たに開設する計画だ。
タマン・マルリの1号店の面積は7,000平方フィート。オープン記念として、8月29—30日の期間限定で購入額30リンギ以上の買物客に対するライスパック、50リンギ以上に対する50枚入りマスクの無料進呈や、合計900の品目が当たる懸賞イベント、ミロ&マギー商品サンプルの無料配布などが実施された。
(星州日報、8月30日、ウトゥサン・マレーシア、8月28日)

マレーシア航空が1月から関空線を再開、成田線も増便へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア航空は、10月25日ー2021年3月27日までのスケジュールを発表した。クアラルンプール(KL)ー成田国際空港線を11月に増便し、関西国際空港線を1月2日に再開する。
マレーシア航空は現在、日本との間でKLー成田線を木、金曜日の週2便運航しているが、10月25日から木、土、日曜日の週3便に、来年1月1日からは木、金、土、日曜日の週4便とする。
関空線は1、2月は水、土曜日に週2便を運航し、2月24日より月、水、土曜日の週3便に増便する予定だ。
成田線、関空線共に使用機材は「A330ー300」。コタキナバルー成田線に関しては運休を継続する。

新型コロナ感染者は新たに14人、うち9人が国内感染

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は1日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から14人増えて9,354人になったと発表した。

新規感染者のうち5人はフィリピン、ウクライナ、インドネシア、パキスタンからの入国者。残り9人はサバ州(7人)とケダ州(2人)で感染した。新たに21人が退院し治癒者数は9,075人に増加した。死者数は1人増えて128人だった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、ネグリ・センビラン州ポートディクソンで新たなクラスターが発生した。シンガポールから入国した船の乗組員が関連しており、乗組員34人中4人が陽性だった。6人は陰性で、残り24人は検査待ちだという。

ノール事務次官は8月31日、これから冬に向かう日本や韓国、スペインなどにおいて新型コロナの感染が拡大するお恐れがあるとの見解を示し、マレーシアでも警戒を怠らず標準運用手順(SOP)の遵守を徹底するよう改めて国民に呼び掛けた。

インドネシアなど3カ国の長期ビザ保持者、7日から入国禁止

【プトラジャヤ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は1日、インドネシア、インド、フィリピン——の3カ国の長期滞在パス保有者を対象に9月7日付けで入国を禁止すると発表した。

 これら3カ国で新規感染者が増加していることを受けたもので、対象となるパスのカテゴリーは▽永住許可証(PR)▽マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)▽プロフェッショナル・ビジット・パス(PVP)▽就労パス・カテゴリー1(EP1)▽配偶者と子供▽外国人留学生——の6カテゴリー。
サブリ大臣は、「これら3カ国における感染者の急激な増加を受けて、入国制限を課すことにした」とコメント。今後冬に向かうために感染拡大が懸念される国々についても、長期滞在パス保有者の入国制限を検討する方針だと述べた。
(マレー・メイル、エッジ、9月1日)

国境再開は慎重に検討する必要=イスマイル上級相

【プトラジャヤ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は8月28日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大の懸念が再び高まっているため人の行き来を認めることに関しては慎重に扱う必要があるとし、国境再開に関する判断は規制緩和を進めるに当たって最後の決定になると述べた。
タイやインドネシアからの労働者の入国を認めるために国境を再開することを検討したが、国境を再開した国で感染者が増加していたり、感染者が入国するケースがみられると強調。27日に行われた特別閣僚会合では、国境再開には慎重に臨むことで合意したと明らかにした。
エアアジア・グループのトニー・フェルナンデス最高経営責任者(CEO)が先ごろ、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々に向けて感染拡大の抑制に成功したとみなされる「グリーンゾーン国・地域」に対して国境の解放を求めていたことについては、イスマイル氏は、グリーン・ゾーンと見なすことができる国はないと強調。政府はこれまで、日本、シンガポール、豪州、ブルネイ、ニュージーランド、韓国を「グリーンゾーン国」としていたが、数カ国では感染者が増加しているとして再検討する必要があるとした。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、8月29日、ベルナマ通信、8月28日)

復興のための行動制限令の延長、シンクタンクが批判

【クアラルンプール】 連邦政府が復興のための行動制限令(RMCO)を年内延長する方針を決めたことについて、シンクタンクの民主主義経済問題研究所(IDEAS)は、すでに新型コロナウイルス「Covid-19」がコントロール下に置かれているとして疑問を呈した。
IDEASの学術教育的イニシアチブであるセンター・フォー・マーケット・エデュケーション(CME)は「過去2か月、新規感染数の7日間の平均は常に15人未満で、1日当たりの死者数は同0.14人未満となっている」と指摘。大量感染は起きておらず、重症化も少ないことを意味しているとした。
またノール・ヒシャム保健省事務次官が言及したような「スーパースプレッダー」の存在についても感染者数からも疑問であり、シンガポールの研究者もこれを否定していると指摘。むしろRMCO延長による経済への影響の方が遥かに大きく、失業者の増加といった被害の方が甚大になる可能性があるとした。
その上で、規制緩和と感染拡大のリスクのトレードオフを考慮した健全な分析に基づく政策を実施すべきだと指摘。経済は生命で成り立っているいるため、感染死だけでなく国境閉鎖政策によって失われる可能性のある人命についても考慮すべきだとした。
(フリー・マレーシア・トゥデー、8月29日)