【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は5日、ペラ、トレンガヌ、ネグリ・センビラン各州の一部地域について7日付けで条件付き行動制限令(CMCO)を発令すると発表した。
新たにCMCOが発令されたのは、▽ペラ州パリト・ブンター地区▽トレンガヌ州ドゥングンのラサウ地区▽ネグリ・センビラン州ポート・ディクソンのジマー地区——で、期間は11月20日までの14日間。
一方、サブリ上級相は、サバ州センポルナの6地区及びクナックの1地区で発令されていた強化行動制限令(EMCO)について、11月6日で解除すると発表した。ただ同州サバハット・アンジュンの連邦土地開発庁(FELDA)入植地に発令されていたEMCOは20日まで14日間延長するとした。
■国会開会時間を短縮、出席議員も制限へ■
2021年度予算案など重要法案の審議が控えている今国会について、議会関係者からも感染者が出ていることを踏まえ、11月9日—15日の期間、午前10時から午後2時までの開会とし出席議員も80人に制限することを決めた。アズハル・アジザン議長が明らかにした。
新型コロナ感染者は新たに1009人、3日連続で千人超
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)5日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から1,009人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万503人で、累計感染者数は3万6,434人になった。
州・地域別の感染者数は▽サバ州(564人)▽セランゴール州(180人)▽ラブアン(95人)▽ネグリ・センビラン州(90人)▽ペナン島(36人)▽クアラルンプール(Kl、17人)▽ケダ州(7人)▽サラワク州(6人)▽ペラ州(6人)▽マラッカ(5人)▽ジョホール州(2人)▽プトラジャヤ(1人)ーーとなった。パハン、トレンガヌ、クランタン、ペルリス4州はゼロだった。新たに839人が退院し、累計治癒者は2万5,654人だった。死者数は6人増えて累計277人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、4日には新たに6つのクラスターが検出された。サバ州ではサンダカンの刑務所、透析センターの職員の接触者によりサンダカンとラハド・ダトゥで「ダイアリシス・クラスター」、コタキナバルで「セパンガー・クラスター」が発生した。
マレー半島部では、セランゴール州ペタリンで「エアロ・クラスター」、セパンとネグリ・センビラン州セレンバン、ポートディクソン、レンバウで「レンクク・クラスター」、プトラジャヤとセレンバンで「ガディン・クラスター」が広範囲にわたって見つかっている。まだ検査待ちのケースもあり今後感染者が増える可能性がある。
一方でセランゴール州の「エンブン・クラスター」とトレンガヌ州の「バー・タンジュン・クラスター」は感染者がゼロとなり収束が確認された。
医療目的の入国者に便宜、マイEGがオンラインツール
【クアラルンプール】 行政の電子化を請け負っているマイEGサービシズは、医療目的にマレーシアへの入国を希望している旅客向けオンラインツール「マイセーフトラベル」の運用を開始した。専用ホームページで提供している。
保健省から委託を受けた事業で、外国からのスムーズな入国、マレーシアでの待機を支援する。入国を希望する外国滞在者は入国時PCR検査を予約し、代金支払い手続きを行い、待機期間を過ごすホテルを選択する。手続きを終えた者には入管審査の際提示を求められるデジタル証明書が発行される。
標準作業手順(SOP)では外国人、マレーシア人を問わず外国からの入国者はPCR検査と14日間の待機が義務付けられている。
待機施設に含まれるホテルは、「ラマダ・バイ・ウィンダム」、「ミカサ・オールスイート・ホテル」など。
医療観光ではタイが有名で、同国が高級ホテルを待機施設に含めたのに対抗し、マイEGも高級ホテルを待機施設に加える。
(エッジ、11月3日)
新型コロナ感染者は新たに1032人、2日連続で千人超える
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から1,032人(うち3が海外で感染した帰国者)増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万339人で、累計感染者数は3万5,425人になった。
州・地域別の感染者数は▽サバ州(646人)▽セランゴール州(231人)▽ネグリ・センビラン州(44人)▽ラブアン(28人)▽ケダ州(25人)▽ペナン島(23人)▽サラワク州(9人)▽クアラルンプール(Kl、7人)▽ペラ州(6人)▽プトラジャヤ(4人)▽トレンガヌ州(3人)▽クランタン(2人)▽ジョホール州(1人)ーーとなった。マラッカ、パハン、ペルリス3州はゼロだった。新たに820人が退院し、累計治癒者は2万4,815人だった。死者数は8人増えて累計271人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、3日には新たに2つのクラスターが検出された。ネグリ・センビラン州セレンバンの「チェルガス・クラスター」ではこれまで12人に陽性反応が出た。一方で、「ペルマタン・クラスター」はケダ州とペナン州で起きており、8人の感染を確認した。
条件付き行動制限令(CMCO)について、ノール氏は感染拡大を防ぐために、アクティブ感染者数が21ー40人いる「準危険地域(オレンジ)」に置いて、CMCOを発令することを検討していると表明。レッドゾーンへ引き上げる前にCMCOを実施するか検討する必要があると述べた。
復興のための行動制限令、「見直す必要あり」首相
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ムヒディン•ヤシン首相は4日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者が再び増加している地域があることから、復興のための行動制限令(RMCO)を見直す必要があるとの認識を示した。
RMCOは行動制限令(MCO)による第一波の封じ込めが奏功した6月10日に発令され、その後12月31日まで延長されたが、首都圏やサバ州など再び条件付き行動制限令(CMCO)が発令された地域もあって状況は改善していない。
ムヒディン首相は「RMCO適用のままとなっているネグリ・センビラン、マラッカ、ジョホール、ペラの各州でも感染者が増加傾向にあり、RMCOを再検討する必要があると思う」と述べた。
■ペナン南西12区、新たにCMCOに指定■
イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は4日、ペナン島南西12区が11月6日付けで新たにCMCOに指定されたと明らかにした。期間は19日までの2週間。
またサブリ上級相は、国家安全委員会(NSC)の作業部会が新たな標準的運用手順(SOP)のリストを作成しNSC会議に提出されたことを公表した。詳細は明らかにされていないが、現在実施されているSOPよりさらに厳格化したものになる可能性があるという。
新型コロナ感染者は新たに1054人、8日ぶりに千人超える
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から1,054人(うち14人が海外で感染した帰国者)増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万135人で、累計感染者数は3万4,393人になった。
州・地域別の感染者数は▽サバ州(678人)▽セランゴール州(124人)▽ラブアン(81人)▽ネグリ・センビラン州(71人)▽ペナン島(35人)▽サラワク州(21人)▽ケダ州(12人)▽クアラルンプール(Kl、10人)▽プトラジャヤ(3人)▽ペラ州(2人)▽トレンガヌ州(1人)▽マラッカ州(1人)▽ジョホール州(1人)ーーとなった。クランタン、パハン、ペルリス3州はゼロだった。新たに875人が退院し、累計治癒者は2万3,995人だった。死者数は12人増えて累計263人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、2日には新たに5つのクラスターが検出された。サバ州タワウの拘置所で発生した「PTSタワウ・クラスター」ではこれまで104人の感染が判明。またラブアンの「テナガ・クラスター」は、重症化のリスクが高いコミュニティを対象に行ったスクリーニング検査で検出され、57人の感染者を確認した。一方でネグリ・センビラン州の「ゲドン・クラスター」は10月27日に感染がわかった患者と接触者内で感染が判明しており、これまでセレンバンとポートディクソン、レンバウで12人が感染がわかっている。またサラワク州クチンの「ウィスマ・サベルカス・クラスター」では8人、プトラジャヤの「セリダナ・クラスター」では5人の感染が確認されている。
また新たにセランゴール州の6地区、KLの2地区が新たにレッドゾーンに指定された。セランゴールでは、▽クラン▽ペタリン▽フル・ランガット▽ゴンバック▽クアラ・ランガット▽セパン、KLではティティワングサとケポンがレッドゾーン入りした。
新たにセレンバンをCMCO指定、5日から18日まで
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は3日、ネグリ・センビラン州セレンバンを5日付けで条件付き行動制限令(CMCO)を発令すると発表した。期間は18日まで。保健省の提言に基づき、国家安全委員会(NSC)が承認した。
CMCOに指定されたのは▽アンパンガン▽セレンバン▽バンダル・セレンバン▽ラブ▽ランタウ▽ラサ▽セトゥル▽パンタイ▽レンゲン——の9地区。すべての学校、幼稚園、保育所、公園、レクリエーションセンターは閉鎖される。必需品の買物のための外出は2人までとなる。
経済活動は通常通り認められる。公共交通機関の運行は、午前8時から午後10時まで。地区間および州間の移動は緊急の場合と警察の許可がある場合を除いて認められない。通勤のために移動する必要がある場合は、雇用パスと会社が発行した同意書が必要となる。
■首都圏向け新SOPは3日内に発表■
またサブリ上級相は、CMCOが発令されている首都圏向けの新たな標準的運用手順(SOP)について、いまだNSC小委員会が検討中だとして3日以内にNSC会議に提出される見通しであることを明らかにした。
新型コロナ感染者は新たに834人、退院者数が感染者数上回る
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は2日、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染者数が前日から834人増加したと発表した。アクティブ感染者数は9,968人で、累計感染者数は3万3,339人になった。
州・地域別の感染者数は▽サバ州(503人)▽セランゴール州(129人)▽ラブアン(105人)▽クアラルンプール(Kl、22人)▽ペナン島(21人)▽ネグリ・センビラン州(16人)▽サラワク州(14人)▽ジョホール州(9人)▽プトラジャヤ(6人)▽ケダ州(3人)▽ペラ州(3人)▽クランタン州(2人)▽パハン州(2人)ーーとなった。新たに900人が治癒し、新規感染者数を上回った。死者数は2人増えて累計251人になった。
保健省のノール・ヒシャム事務次官によると、1日には新たに2つのクラスターが検出された。3万697人目の感染者に関連してセランゴール州クランとペタリンで「ウハサ・クラスター」が発生した。1日時点で25人に検査を実施し、17人の感染がわかっている。またペナン州の北東部と南西部では「テンバガ・クラスター」が発生した。10月28日に重症急性呼吸器症候群の検査で陽性反応が出た2万9,359人目の感染者に接触した人を対象に実施した検査ではこれまで7人が陽性となっている。
首都圏でのSOP厳格化を検討、3日にも詳細発表へ
【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は、首都圏クランバレーを対象に、営業時間短縮を含む標準的運用手順(SOP)の厳格化を検討していることを明らかにした。
新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が増加を続けていることを受けたもので、3日に開催される国家安全委員会(NSC)会議で検討した上で詳細を発表する予定。首都圏クランバレーの3地域(セランゴール州、クアラルンプール=KL、プトラジャヤ)は感染者が減らないことを受けて、10月14日付けで発令されていた条件付き行動制限令(CMCO)が11月9日まで延長されていた。
またサブリ上級相は、ジョホール州にある保健省の訓練施設でクラスターが発生したとして3日から16日まで強化行動制限令(EMCO)を発令すると発表した。またサバ州コタキナバルの2つのエリアに発令されていたEMCOを16日まで延長すると発表した。
■首都圏&サバ州の最新SOP、NSCが発表■
NSCは1日、CMCOが延長された首都圏とサバ州における最新版SOPを発表した。首都圏とサバ州では活動可能な範囲や店舗の営業時間や座席など一部の規定が異なっているため注意が必要だ。
サバ州では全般的に首都圏より規制が厳格化されており、飲食店では店内飲食が禁止となり、デリバリー&テイクアウトのみとなる。営業時間も首都圏より短くなっている。夜市の営業は禁止となる。また宿泊施設での宿泊は認められるが、宿泊者の外出は不可。
スポーツ活動は、首都圏では非接触型スポーツ、ジョギング。サイクリングなどの野外スポーツに限りKLでは10人以下、セランゴール州では5人以下まで認められる。スポーツジムやフットサル場、バドミントン場の営業も時間及び定員限定で認められる。一方、サバ州では、すべてのスポーツ活動は禁止される。
マレーシア映画興行組合、11月より興行を暫定中止
【クアラルンプール】 マレーシア映画興行組合(MAFE)は、11月2日よりマレーシア全国で映画興行を暫定的に中止すると発表した。再開時期は明らかにされていない。
声明の中でMAFEは、映画興行者がそれぞれの映画館における映画上映を段階的に停止し、状況を監視しつつ市況が改善する状況に応じて対応するとコメント。新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大のため、いくつかの州で映画館の閉鎖が命じられている状況に照らして、業界全体として興行の中止を決定したと説明した。観客を呼べる封切り映画が短期間に不足していることも興行中止の理由の一つだという。
映画興行は厳格な標準的運用手順(SOP)の実施でコスト増に見舞われており、観客数も前年同期比で90%も減少した。すでにシネコン大手のゴールデン・スクリーン・シネマズ(GSC)は11月2日から11月末までの閉鎖を発表しており、今年通年で4億リンギ超の赤字を見込んでいる。業界3位のMBOシネマズは資金繰りに行き詰まっていると報じられている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、エッジ、10月30日)
