【クアラルンプール】 7月11日の世界人口デーに合わせて統計局が発表した声明によると、2021年の平均寿命が75.6歳となり、1970年の63.6歳から約12年延びた。
2020年のマレーシアの総人口は3,240万人で、2040年までに4,150万人に達すると見込まれている。2020年の人口増加率は1.7%で、1970年の3.6%から減速。2020年の合計特殊出生率(TFR)は1.7人で、1970年の4.9人から減少し、過去50年間で最低水準となった。
また年齢分布においても15歳未満の子供の割合が2020年は24%となり、1970年の44.9%から低下。労働年齢人口(15ー64歳)の割合は1970年は52.1%だったが、2020年には69.3%に上昇しており、2040年までに66.9%にさらに上昇することが予想されている。
モハメド・ウジル主任統計官は、高齢化が進行しており、今後2030年までにさらに進むと表明。定年後に備えて資金や健