日本人のロングステイ先、マレーシアが14年連続1位

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ロングステイ財団(事務局・東京都港区)は、「ロングステイ希望国・地域2019」を発表した。1位はマレーシアで、14年連続でトップを維持した。
同ランキングは、2019年1月ー12月までに当財団が主催や後援したイベントの参加者を対象としたアンケート「ロングステイに関する意識調査」の回答をもとにランク付けしたもの。
マレーシアは、ロングステイ希望国トップとしてのイメージの定着によるメディア露出の牽引もあり、幅広い世代から良い評価を得た。
2位はタイ、3位はハワイとなり、両地域ともに9年連続で変わらなかった。4位以下は▽フィリピン▽台湾▽豪州▽インドネシア▽ベトナム▽シンガポール▽カナダーーの順となった。今回の調査で初めてトップ10にベトナムがランクイン。新しいロングステイ先として注目されていることがわかる結果となった。]

ペラ州首相に対する不信任案可決、ムヒディン政権に打撃

【イポー=マレーシアBIZナビ】 ペラ州議会(定数59)で4日、アハマド・ファイザル・アズム州首相(統一プリブミ党=PPBM副党首)に対する不信任案が賛成多数で可決された。ムヒディン・ヤシン政権にとっても打撃となりそうだ。
州議会単位で州首相に対する不信任が可決されるのはこれが初めて。これによりアハマド・ファイザル州首相は辞任することになる。アハマド・ファイザル氏は自身が辞任しても同州における与党政権の枠組みは変わらないと強調しており、州議会解散はせずに最大党派である統一マレー国民組織(UMNO)からそのまま後任が選ばれる可能性が高い。
2月から3月にかけての政界再編の煽りを受け、ペラ州でも前与党・希望同盟(PH)からアハマド・ファイザル州首相を含むPPBM所属議員が離脱し、同州野党だった国民戦線(BN)や汎マレーシア・イスラム党(PAS)と協力して過半数を掌握して新たな連立政権を樹立した。連立与党内のバランスを重視してアハマド・ファイザル氏が州首相に再任されたが、わずか5人の少数派であったことからUMNOから不満の声が絶えなかった。
アハマド・ファイザル氏はPPBMにおいてムヒディン首相に次ぐナンバー・ツーの立場にあり、今回の同氏への不信任案可決はムヒディン政権及びPPBMにとって大きな打撃となる。国政においてもムヒディン政権は決して多数派でないため、下院でも同様にムヒディン首相に対する不信任の動きが加速する可能性がある。

州&地区跨ぎの移動、EMCO地域以外は可能に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ上級相(兼国防相)は5日、条件付き行動制限令(CMCO)指定地域で禁止されている地区間及び州間の移動について、強化行動制限令(EMCO)に指定されている地域を除いて7日より全面的に認めると発表した

 警察はEMCO指定地域を除き検問を廃止し、代わりに標準的運用手順(SOP)のチェックを厳格化する。移動規制緩和に伴い、これまで3人までの乗車人数規制があった乗用車については定員いっぱいまで乗車することが可能になる。

 ただし感染者が多いセランゴール州、クアラルンプール(KL)、サバ州におけるCMCOについては、12月20日まで延長する。それ以外のCMCO指定地域は、12月6日でCMCOは終了し、12月31日まで復興に向けた行動制限令(RMCO)に戻る。

 CMCO指定地域で義務づけられている幹部事務職員の在宅勤務については、規制を解除するかどうか7日の会議で決定する。

 サブリ上級相は、「経済と保健衛生のバランスをとる必要がある」と規制緩和の理由を説明。ただRMCOを予定通り年内で撤廃するかどうかはまだ分からないとした。

 政府は新型コロナ再拡大を受けて、10月14日から27日までの2週間、セランゴール州、KL、プトラジャヤをCMCO対象エリアに指定。10月22日付けで、オフィス勤務者には原則在宅勤務を義務づけるなど規制を強化した

 その後、首都圏のCMCOは11月9日まで2週間延長され、11月9日からは12月6日までペルリス、パハン、クランタンの3州を除く半島全域もCMCOの対象地域に追加されていた。

新型コロナ新規感染者数は1141人、累計で7万人超える

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,141人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万799人で、累計感染者数は7万236人となり、7万人を超えた。

州・地域別の感染者数は セランゴール州とサバ州が最も多く共に320人となった。それに▽クアラルンプール(KL、256人)▽ジョホール州(69人)▽ペナン島(48人)▽ペラ州(47人)▽ケダ州(24人)▽クランタン州(20人)▽ネグリ・センビラン州(15人)▽パハン州(15人)▽ラブアン(3人)▽プトラジャヤ(2人)▽サラワク州(1人)▽ペルリス州(1人)ーーが続いた。マラッカ、トレンガヌ州はゼロだった。1,144人が退院し、累計治癒者は5万9,061人となった。死者数はゼロで、376人で変わらなかった。

保健省のノール・ヒシャム事務次官は3日、新たに4つのクラスターを確認したと明らかにした。
セランゴール州ペタリン地区の「モンスーン」クラスターでは19人の感染を確認。サバ州ラハド・ダトゥでは、工場作業員が感染する「ジャラン・キラン」クラスターが発生、24人に陽性反応が出た。同じくラハド・ダトゥの「ペルダナ・エナム」クラスターでは25人、タワウの「ジャラン・クボタ」では14人の感染を確認した。
これまで確認されたクラスター数は3日18時時点で373となっており、収束していないクラスターは184となっている。

マレーシア企業の30%、ニューノーマルの中で成功=調査

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 HSBCの最新調査「ナビゲーター調査〜今、次、どのように」によると、マレーシア企業の30%が、ニューノーマル(新しい常態)の中で事業で成功していると答え、世界平均の24%を上回った。
新型コロナウイルス「Covid-19」流行により起きた問題や新たな環境に対応できているとの回答は55%で、世界平均の58%を下回った。
今後については、76%の企業が2022年末には新型コロナウイルス前まに回復できると回答。投資額を来年増額するとの回答率は78%で、過去12ヶ月内に事業を継続するために何らかの変更を行ったとの回答は74%となった。
貿易に関しては、マレーシア企業の80%は向こう1、2年内に好転すると回答。74%がアジア太平洋地域(APAC)、31%が中国本土、22%が欧州での事業拡大を計画していると答えた。
サプライチェーンについては、57%が再構築することでコストを削減できると回答。デジタル技術の導入や透明性、サプライヤーと顧客間の距離短縮を優先すると答えた。一方で99%が環境に配慮したりエシカルでサステナブルな取り組みを実施することを検討していると回答した。
同調査は39市場で9月11日から10月7日にかけて実施。マレーシアからは企業の意思決定者200人が参加した。

グラブが配達専門スーパーを開業、配達は首都圏

【クアラルンプール】 マレーシア発の配車サービス業者で、シンガポールに本社を置くグラブ・ホールディングスは2日、配達専門のスーパーマーケット「グラブスーパーマーケット」の営業を開始した。
生鮮品を含む食品、生活雑貨、美容品、健康関連品など2,500品目を扱っており、配達料は無料。翌日配達制で、注文から24時間以内に配達する。
ペタリンジャヤで3週間、試験営業しており、マレーシア法人のショーン・ゴー代表によると、注文は数千件で、生鮮野菜、果物、鳥肉が注文の半分近くを占めた。
首都圏クランバレー全域でサービスを提供する。先行き、ほかの主要都市でも展開する計画だ。
グラブスーパーマーケットは、東南アジア8カ国70都市で展開している宅配サービス、グラブマートを発展させた。
(エッジ、12月2日)

キヤノンマレーシア、技術資料システム事業を代理店に移管

【シャアラム=マレーシアBIZナビ】 キヤノン・マーケティング(マレーシア)は1日、オートメート・システム・セールス・アンド・サービシズ(オートメート)を正規販売代理店に指名すると発表。事業戦略の一環として、技術資料システム事業を移管すると発表した。
オートメートは1999年に設立。キヤノンのプラチナグレードの大判プリンター事業を行ってきた。そのためキヤノンはオートメートの知識や経験は十分で、キヤノンの大判プリンターを利用する顧客に引き続き良いサービスを提供することが可能だと判断し、事業を移管することを決めた。
キヤノン・マーケティングは、1987年に設立。先ごろアンドリュー・コー最高経営責任者(CEO)は、売上高に占めるB2B(企業間取引)部門の割合を、現在の35%から3年後には最大50%に引き上げる意向を表明している。キヤノン・マレーシアはカメラ、複写機、プリンターなど映像機器、光学製品の流通・サービスに携わっている。

新型コロナ新規感染者数は1075人、再び4桁台に

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は3日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数が前日から1,075人増加したと発表した。アクティブ感染者数は1万802人で、累計感染者数は6万9,095人となった。

 州・地域別の感染者数は セランゴール州が最も多く459人となった。それに▽サバ州(310人)▽ジョホール州(78人)▽ネグリ・センビラン州(52人)▽クアラルンプール(KL、49人)▽ペナン島(43人)▽ケダ州(32人)▽ペラ州(26人)▽クランタン州(9人)▽ラブアン(9人)▽パハン州(4人)▽マラッカ州(2人)▽サラワク州(1人)▽トレンガヌ州(1人)ーーが続いた。プトラジャヤ、ペルリス州はゼロだった。948人が退院し、累計治癒者は5万7,919人となった。死者数は11人増えて累計376人となった。

 英国政府が、製薬大手の米ファイザーが開発した新型コロナのワクチンの安全性や有効性が確認できたとして、緊急時の使用を承認したことについて、保健省のノール・ヒシャム事務次官は2日、マレーシア政府としては、すぐに承認することはないと表明。治験の最終段階に当たる第3相試験のデータが少なすぎるとして、国民の安全を確保するために、英国の国民に起きた副作用や有効性を今後も監視するとした。新たに5つのクラスターを半島部で確認したと明らかにした。

 KLとセランゴール州で発生した「デサ・ピナン」クラスターでは25人、セランゴール州の「インピアン」クラスターでは220人、ジョホール州の「バロイ」クラスターでは30人、KLの「ジェルナイ」、「セリ・ワングサ」クラスターではそれぞれ13人、8人に陽性反応が出た。

ソニーマレーシア、来年9月までにプライ工場を閉鎖

【ペナン】 ソニー・マレーシアは、ペナン州プライにある工場を段階的に縮小し2021年9月までに閉鎖する模様だ。同州国際貿易・国内取引・消費者問題・起業家開発担当のアブドル・ハリム・フセイン評議員が明らかにした。

 ソニー・マレーシアの通知によると、米国、中国、欧州市場において激しい競争に直面していることから再編を行うことを決定。マレーシアでは、セランゴール州バンギの工場に経営資源を集中させる。

 プライ工場には約3,400人の従業員がおり、うち1,600人が外国人、1,400人がマレーシア人。一部はセランゴール州に配置転換となるが、残りについては退職計画に基づき適切なやり方で解雇するという。

 アブドル・ハリム氏は、ペナン州の製造業は年初9カ月で100億リンギ以上の投資誘致に成功しており今年から来年にかけて少なくとも9,000人分の雇用機会があると強調。州政府も解雇者を対象に適切なキャリアマッチングを行なうとして、再雇用先が容易に見つかるとの見通しを示した。

(南洋商報、12月3日)

コロナ死者に130歳の男性?真偽を巡り論争

【コタキナバル=マレーシアBIZナビ】 11月28日に新型コロナウイルス「Covid-19」で亡くなったサバ州在住の男性について、保健省が享年130歳だったと報告し話題となっている。本当だとすると世界記録になるため、真偽を巡って論争が巻き起こっている。

保健省の発表によると同日に亡くなったのは4人で、その中でタリブ・オマルと名乗る男性がトゥアラン病院で130歳で亡くなったとされている。ノール・ヒシャム事務次官はタリブ氏が有効な身分証は持っていなかったため親族及び自治体が提供した情報に基づいたとしている。

統計をとったり感染状況を分析する必要性からみて提供情報だけで年齢を発表するというのも問題だが、それでもタリブ氏の娘であるキムリさんは「確かに130歳だった」と言い張っている。

キムリさんによると、タリブ氏は保健省報告にあるような11月28日ではなく、11月3日にタマン・テリポク・リアにある自宅でキムリさんらが見守る中で座ったまま亡くなり、死後の検査でようやく新型コロナ感染が判明したという。