ブロックチェーンのチェーントープ、マレーシアに統括本部

【クアラルンプール】ブロックチェーン(分散型ネットワーク)インテグレーターのチェーントープ(本社・福岡県飯塚市)はマレーシア子会社、チェーントープ・マレーシアを東南アジア業務の統括本部とする計画だ。
日本貿易振興機構(ジェトロ)主催の投資フォーラムで、マレーシア法人最高執行責任者の吉崎隼也氏は「ブロックチェーン技術はパンデミックの中にあって、世界、また人の生活を大きく変える。わが社はこの生態系の一員となり、マレーシアおよび域内のデジタル転換に参加したい」と語った。
チェーントープは飯塚市の行政文書のデジタル化などを手掛けている。マレーシア法人設立は17年で、マルチメディア・スーパー・コリドー(MSC)のステータスを得ている。
ブロックチェーンはサプライチェーンにおけるトレーサビリティー(追跡可能性)などにも利用される可能性があり、ハラル(イスラム教徒向け)食品のトレーサビリティーの認証に活用すれば、マレーシアは世界で指導的役割を果たせるという。
(ベルナマ通信、マレーシアン・リザーブ、5月14日)

4月の三菱車販売台数は過去最多、エクスパンダーがけん引

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】三菱モータース・マレーシア(MMM)は7日、4月の販売台数が1,872台と過去最多を記録したと発表した。販売台数は1月以降、増加を続けており、国民車以外では上位3位以内を4カ月連続で保持した。
販売をけん引したのがクロスオーバーMPV(多目的車)の「エクスパンダー」で、982台と4月の販売台数の52%を占めた。
三菱自工は20年10月、ハイコム・オートモーティブ・マニュファクチャラーズ・マレーシアに委託しての現地組み立て生産を開始しており、予約台数は1万台を超えた。
タイから完成車で輸入しているピックアップトラックの「トライトン」も好調を維持しており、4月の販売台数は680台。
MMMの新西知之 最高経営責任者によると、客の多くは乗用車に対する売上税減免措置の期限である6月30日までの購入を希望している。

ピクシブとエアアジア、共同プロジェクトを実施へ

【クアラルンプール】 ピクシブ株式会社(本社・東京都渋谷区)は6日、エアアジア・グループ(本社・クアラルンプール)と共に、エアアジア公式バーチャルアイドル・青空くるみのプロモーションを中心とした共同プロジェクトを2021年8月より実施すると発表した。
青空くるみは、今年3月にエアアジアによって発足された東南アジア諸国連合(ASEAN)の次世代を担うバーチャルアイドル発掘・育成プロジェクト「Project Kavvaii」のタレントオーディションにて、世界各国の候補者300名以上の中から選ばれた。人気イラストレーターyueko氏がキャラクターデザインを担当、LIVE2DクリエイターとしてIron Vertex社が制作を務めたバーチャルアイドル。
ピクシブとエアアジアの共同プロジェクト第一弾として、青空くるみのデビューを記念し、海外有名クリエイターによる青空くるみの描き下ろしイラストを8月より公開する。9月にはイラスト、マンガ、小説作品の投稿コミュニケーションプラットフォーム「pixiv」にて、ファンアートコンテストを実施する。その他にも、エアアジアWiFi機内エンターテインメントのひとつとして、pixivオリジナルチャンネルを開設し、イラストを軸としたコンテンツを機内で楽しめる環境を提供する予定だ。
今後もピクシブは、各国地域の企業と協力し、世界中のクリエイターが地域や言語を超えて活躍できるよう、様々な取り組みを行っていく方針だ。

タケックス現法、PICOMS大学に除菌製剤を寄贈

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 タケックス(本社・大阪府吹田市)のマレーシア法人、TAKEXCOマレーシアは、PICOMS国際大学カレッジに、同社のエタノール除菌製剤「タケックス・クリーン・エクストラ(Takex Clean Extra)1L」を120本寄贈した。
新型コロナウイルス「Covid-19」流行の中にあって、除菌剤使用の重要性に対するコミュニティ内の理解を高めるための取り組みの一環。寄贈された除菌剤は、血液透析部、学生部、スポーツ福祉クラブなどに配布され、生徒や職員の衛生管理に活用される。TAKEXCOマレーシアはこれからも、大学や幼稚園など公共性が高く衛生管理が必要な相手への寄贈を検討していく。
「タケックス・クリーン・エクストラ」はエタノールにモウソウチクの表皮から得られた抽出物を含んだ除菌製剤で、マレーシア・イスラム開発局(Jakim)からハラル(イスラムの戒律に則った)認証を取得し、マレーシア国内ではLAZADAやShopeeなどの通販サイトを中心に販売している。昨年12月には、新型コロナウイルスに対する検証テストを日本の外部研究機関で実施し、塗布後15日でも99.99%の不活性化を確認したと発表した。

MSIGとオイエン、デジタルペット保険の販売を開始

【クアラルンプール】 三井住友海上のマレーシア現地法人であるMSIGインシュアランス(マレーシア) は、ペット保険のオイエンと共に、ペット保険をオンラインで加入および管理できるプラットフォームoyen.com」を立ち上げた。
oyen.comで加入できる保険では、病気や怪我で8,000リンギまでが保証される。また埋葬および火葬費用として1,000リンギまで、第三者賠償責任として5万リンギがまで保証される。
MSIGのチュア・セックグアン最高経営責任者(CEO)は、提携により同社はペット保険の販売を開始したと明らかにした。デジタルのペット保険の販売を開始できたことを嬉しく思うと表明。同社はマレーシアで100年以上事業を展開しており、ペットの所有者に医療費の負担に関して安心や信頼を与えることができると思っていると述べた。
オイエンの創設者であるケビン・ホーンCEOは、新型コロナウイルス「Covid-19」の感染拡大により、ペット所有者が増加していると言明。多くの人が在宅勤務を行っており、ストレスを緩和するためにペットを買い始めているとし、医療費が高額なためペットの飼い主に安心を提供できるサービスを提供したいと述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、4月24日)

タケックスの除菌製剤、コロナ不活性化への有効性を確認

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 タケックス(本社・大阪府吹田市)は、エタノールに竹の有効成分を加えた除菌製剤「タケックス・クリーン・エクストラ(Takex Clean Extra)」が、新型コロナウイルス「Covid-19」ウイルスに対する検証テストを実施し、塗布後15日でも99.99%の不活性化を確認したと発表した。テストは日本繊維製品品質技術センターで2020年12月18日に行なわれた。
「タケックス・クリーン・エキストラ」はモウソウチクの表皮から得られた抽出物を含んだエタノール除菌製剤で、マレーシア・イスラム開発局(Jakim)からハラル(イスラムの戒律に則った)認証を取得している。製造はクアラルンプール(KL)で行い、シンガポール、インドネシア(商品名マズテックス・クリーン・エクストラ)、タイ(商品名タケツユ)にも輸出している。マレーシア国内では、通販サイトの「ラザダ(Lazada)」や「ショッピー(Shopee)」で購入可能。
タケックスは、1987年にモウソウチク抽出物を使用した消毒剤を開発して以来、約34年間にわたり竹の研究開発を行ってきた。

マレーシア人訪日者数、3月は99.8%大幅減の100人

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 日本政府観光局(JNTO)が発表した2021年3月の訪日者数統計によると、マレーシアからの訪日者数は前年同月比99.8%大幅減の100人だった。前月(70人)比では増加した。
JNTOによると、新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の拡大により、マレーシアは日本政府による上陸拒否、14日間の隔離・PCR検査受診、査証の効力停止等の対象となっている。国際的な人の往来再開に向けた段階的措置として、昨年9月8日から「レジデンストラック」を開始したが、今年1月14日に緊急事態宣言が発令されたため、一時運用が停止されている。一方でマレーシア政府からも行動制限令が出されており出国禁止が継続されている。マレーシア人の日本からの入国については、マレーシアへの出発3日前にスワブ検査受検を条件に政府指定施設での7日間の隔離と入国時、隔離終了前のPCR検査受診が義務付けられている。日本への直行便は、4月も引き続き大幅な運休・減便となっている。
1ー3月のマレーシアからの訪日者数は、前年同期比99.7%マイナスの400人となった。
世界全体の3月の訪日者数は、前年同月比93.6%減の1万2,300人で、年初3カ月では前年同期比98.3%マイナスの6万6,200人だった。一部の国と日本の間で運用されていた「ビジネストラック」や「レジデンストラック」が一時休止となったことが影響した。
JNTOは、観光目的の国際的な移動に制約が続いており、感染状況の変化とともに各国の出入国規制や市場動向を引き続き注視していく必要があるとした。

コーナン商事、「ラザダ」出店でマレーシア市場展開

【クアラルンプール】 ホームセンター運営のコーナン商事(本社・大阪市)は14日、東南アジアのECサイト「ラザダ(Lazada)」に出店し、マレーシア及びシンガポール、フィリピンの3カ国に販路を広げると発表した。
URLはhttps://www.lazada.com.my/shop/kohnan/コーナンはすでに2016年4月に中国のショッピングサイト「天猫国際」、2020年12月には同じく中国の「Kaola.com(網易考拉海購)」へそれぞれ出店しており、今回の「ラザダ」への出店を機に海外への販売網の更なる拡充を目指すとしている。
ラザダは2012年に設立された東南アジア最大級のECプラットフォーム。現在はアリババ・グループの完全子会社として、マレーシア及びシンガポール、フィリピン、インドネシア、タイ、ベトナムの6カ国で事業拡大を積極的に進めている。

ヨネックスとバドミントン代表チーム、用具使用契約締結

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ヨネックス(本社・東京都文京区)は12日、バドミントンマレーシア代表チームとの用具使用契約をマレーシアバドミントン協会(BAM)と締結したと発表した。
4月9日にクアラルンプール(KL)において契約記者会見を行った。契約期間は5年間。ヨネックスはラケット、ウェア、バッグ、シューズ、シャトルコック等を提供する。また、マレーシアオープン(カテゴリーSuper750)、マレーシアマスターズ(カテゴリーSuper500)、マレーシアインターナショナルチャレンジ(カテゴリーグレード3)のオフィシャルサプライヤーとして、コートマット、ネットとポール、シャトルコック等の用具、およびストリンギングチームによるストリンギングサービスを提供する。
BAMのモハマド・ノルザ・ザカリア会長は「ヨネックスと協力し合ってバドミントンの未来を築いてまいります」と述べた。一方でヨネックスの代表取締役社長である林田草樹氏は、「創業75周年の記念すべき年にBAMおよびマレーシア代表チームと契約ができたことを非常に光栄に感じます。最高の製品とサービスを提供し、同チームが世界でさらに活躍できるように取り組んでまいります」と表明した。

UMWトヨタ、第1四半期の販売が62%増に

【クアラルンプール】 UMWトヨタ・モーターは、今年第1四半期のトヨタ及びレクサスの両ブランドの合計販売台数が前年同期比62%増の1万7千台に達したと明らかにした。国内市場シェアは推定12.1%。
売れ筋は「ヴィオス」と「ハイラックス」で、昨年10月に新型が出た「ハイラックス」はピックアップ市場シェアが56%に達したとみられる。「ヤリス」はライバルの「ホンダ・ジャズ」に代わってセグメントのトップとなり、小型ハッチバック・セグメントのシェアは推定73%となった。3月に発売された「カローラ・クロス」も好調で、第4四半期には完成車輸入(CBU)から現地組立(CKD)に切り替える予定。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ポールタン、4月7日)