【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 イオン(本社・千葉県千葉市)は21日、新型コロナウイルス「Covid-19」感染症の早期の終息を目指し、マレーシア、ベトナム、インドネシア、タイ、カンボジアの東南アジア諸国連合(ASEAN)各国政府に対し、コロナワクチン接種促進を目的とする支援金として総額3億5,000万円の寄付を実施すると発表した。

イオンは、ASEAN各国の人々の豊かなくらしと持続的な発展に貢献することを目指し、小売、金融、サービスなどの事業を展開している。新型コロナウイルス感染症の拡大が続くASEAN各国では、行動制限や経済活動の停滞が続いていることから、この度の寄付は、各国政府が進めるコロナワクチン接種の促進に活用し、疫病対策と経済回復の一助となることを目的としている。イオンから1億円、ASEAN各国で事業を展開するイオンモール、イオンフィナンシャルサービス、イオンディライトよりそれぞれ6,000万円、公益財団法人イオンワンパーセントクラブより7,000万円を拠出する。

イオンは「お客さまを原点に平和を追求し、人間を尊重し、地域社会に貢献する」という基本理念のもと、新型コロナウイルス感染症がいち早く終息し、地域全体が安心して平和な日常生活を取り戻すことができるよう、今後もグループを挙げて取り組んでいく方針だ。