【クアラルンプール】 セランゴール州保健局は、7月単月では製造業が新型コロナウイルス「Covid-19」の最大の新規感染源となったと発表した。
シャアリ・ガディマン局長が明らかにしたところによると、7月には製造業で96カ所のクラスターが発生し、全体の54%を占めた。サービス業は22カ所で全体の12%、建設業は18カ所で10%をそれぞれ占めた。コミュニティにおけるクラスターは9カ所(5%)にとどまり、すべて7月20日のイスラム犠牲祭前に発生した。
シャアリ局長は、工場を検査したところ、標準的運用手順(SOP)の遵守状況が良好であることが判明しているとし、工場労働者の勤務外の過ごし方に感染拡大の原因があるとの見方を示した。
セランゴール州における感染者の65%が無症状で、症状が出ている感染者は30—35%にとどまっており、ほとんどが肺炎の症状が出ているものの酸素呼吸器の装着が不要なカテゴリー3だという。
(ベルナマ通信、エッジ、8月6日)