【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】  マレーシア航空は23日、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域全域で利用できる回数券「MHフライパス・アセアン」の販売を開始した。
2021年4月に導入した国内線の回数券「MHフライパス」の対象エリアをASEAN地域に拡大した。有効期限は購入日から1年間。マレーシア航空が乗り入れるASEAN12都市間で6回搭乗でき、往復3回もしくは片道6回の利用が可能だ。ピーク時や祝祭日など利用制限はなく、空席があれば利用することができる。付帯サービスとして、優先チェックインや優先搭乗、フライト変更、受託手荷物最大35キログラム、機内での飲食サービスのほか、搭乗日当日の出発空港で予約便より早い出発時刻フライトへの変更ができるサービスなどが付く。
料金はゾーン別に設定されており、1,499リンギのゾーン1はクアラルンプール国際空港(KLIA)とインドネシア(ジャカルタ、メダン、スラバヤ)、シンガポール、タイ(バンコク、プーケット)、ベトナム(ホーチミン)、カンボジア(プノンペン)、ミャンマー(ヤンゴン)の9都市間。ゾーン2は2,099リンギで、KLIAとフィリピン(マニラ)、ベトナム(ハノイ)、インドネシア(バリ)間。全12都市に渡航可能なゾーン3は2,699リンギとなる。
詳細はウェブサイト( https://www.malaysiaairlines.com/my/en/plan-your-trip/mhflypass/asean-flypass.html )で公開している。