【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア自動車協会(MAA)は、2022年上半期(1ー6月)の自動車販売台数が33万1,386台となり、前年同期比33.0%増となったと発表した。

新型コロナウイルス「Covid-19」封じ込めのために実施されたロックダウンの影響で大幅減少した前年からのベース効果もあって、乗用車は31.2%増の29万3,540台、商用車は49.2%増の3万7,846台と共に前年同期を大きく上回った。売上税の減免措置が6月末まで延長されたことも寄与した。

メーカー別販売シェアのトップはダイハツ系自動車メーカー、プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)の12万7,343台で、シェアは38.4%。2位は国民車メーカー、プロトン・ホールディングスの5万7,402台で、シェアは17.3%で、以下、トヨタ(4万5,449台、13.7%)、ホンダ(3万9,673台、12.0%)、三菱(1万2,621台、3.8%)ーーと続いた。

1ー6月の生産台数は31万7,933台となり、31.8%の大幅増となった。乗用車は31.4%増の29万4,122台、商用車は35.9%増の2万3,811台だった。販売と同じく、ロックダウンで生産が大きく落ち込んだ前年からの反動で大幅増となった。

2022年通年の販売見通しについてMAAは▽地政学的緊張、石油高騰、インフレ懸念、食料価格上昇、物流コストの上昇、サプライチェーンの混乱▽金利引き上げの動き▽不確実性に伴う投資抑制や総選挙実施の見通し▽部品や半導体不足による生産減の懸念ーーなどのマイナス要因があるものの、▽財務省が通年予想を5.3ー6.3%で維持するなどさらなる経済回復の見通し▽経済対策や補助金政策ーーが好影響をもたらすとして、60万台としていた従来予想を63万台に上方修正。前年比23.8%の大幅増と予想した。乗用車については25.3%増の56万7,000台、商用車は12.0%増の6万3,000台と見込んでいる。