【クアラルンプール】 電気自動車(EV)充電施設整備・運営のチャージシニは4月27日、プトラジャヤでは同社初となる住宅用EV充電施設をタマラ・レジデンスに開設したと発表した。

22キロワット(kW)を供給できる8基のサンギテック社のAC(交流)充電器を備えており、コンドミニアムのタワーAからタワーDまでの4カ所に充電器を2基ずつ設置。タワーBの充電器のみが住民専用で、その他3カ所は一般の利用も可能となっている。

チャージシニでは、充電完了後に車両を移動しない場合、5分ごとに1リンギ(1時間あたり12リンギ)の追加料金を課しているが(2基が両方とも使用されている場合)、一晩中EVを充電する場合、毎日午前12時から午前9時まではこの料金が免除される。このため、居住者が夜間にEVを充電するのに適しているという。充電料金は1キロワット時(kWh)あたり0.99リンギとなっている。
(ポールタン、4月29日、ソヤチンチャウ、4月28日、チャージシニ発表資料)