【クアラルンプール】 連邦政府による外国人の長期滞在を奨励する「マレーシア・マイ・セカンド・ホーム(MM2H)」プログラムの申請条件の厳格化が先ごろ発表されたが、サラワク州政府は独自で実施している「S-MM2H」の条件を今後も変更しない方針だ。
同州のアブドル・カリム・ラーマン観光芸術文化相は、S-MM2Hプログラムがサラワク州への質の高い外国人長期滞在者を引き付けることを目的としているとし、昨年9月1日以降使用されている既存の基準を今後も維持すると言明。プログラムの推進が、同州の観光セクターに利益をもたらすだろうと述べた。
「S-MM2H」は、単身の場合は同州内の銀行に15万リンギ、夫婦の場合は30万リンギの定期預金、海外収入証明が単身は月7,000リンギ、夫婦は同1万リンギ。40—49歳のみ総額60万リンギ以上の同州内での不動産投資、年間15日以上の同州滞在——などが条件で、50歳以上では資産証明・定期預金以外の条件はない。S-MM2Hビザを取得して、マレーシア国内の他州に在住することも可能となっており、10月から施行される連邦政府の「MM2H」条件よりかなり緩やかとなっている。
連邦政府が発表した新たな「MM2H」取得条件は、海外収入証明が4倍の月1万リンギ、銀行預金額も大幅人に引き上げられ、年間90日間のマレーシア滞在義務などが新たに課されている。このため申請者が激減するとビザ代行業者や不動産業界が不満を募らせている。
(ベルナマ通信、フリー・マレーシア・トゥデー、8月24日)



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