【クアラルンプール】 UMWホールディングスは、2021年通年(1ー12月期)を発表、純利益が前年度比31.1%増の2億6,823万リンギに達したと明らかにした。売り上げは110億6,080万リンギとなり、15.8%増となった。
一部の事業が閉鎖となった期間が2020年の1.5カ月と比較して2.5カ月と長くなったものの、売上税減免期間が延長されたことが、自動車および機器セグメントからの売り上げ増に繋がった。
2021年度第4四半期(10ー12月期)の売り上げは12.4%増の36億4,511万リンギ、純利益は55.0%増の2億3,997万リンギとなった。
UMWは今年度について、新たなフルモデルチェンジおよびマイナーチェンジモデルの投入、カーボンニュートラルへの取り組みを促進するための投資、電気自動車(EV)購入に対する非課税のインセンティブが自動車販売を促進し、同社にとってプラスに働くと期待されるとコメント。継続する世界的な半導体チップの不足、材料費の高騰、新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大の脅威に直面する中、マイナス影響を最小化するためにサプライヤーおよび内外の利害関係者と緊密に協力していくと述べた。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ、2月25日、UMW発表資料)