【クチン】 マレーシアから日本への広葉樹合板の輸出量は昨年、11.5%増加の79万4,800立方メートルとなり、大幅に回復。昨年トップだったインドネシアの71万4,900立方メートルを上回った。日本の合板市場におけるマレーシアの構成比は43%となり、再びトップとなった。
国際熱帯木材機関(ITTO、本部・横浜市)によると、日本は合板の需要が増加していることから、ベトナムや中国からも合板の輸入を拡大しており、ベトナムからは昨年20万7,100立方メートル(2019年は13万立方メートル)、中国からも昨年は13万5,800立方メートル(2019年は13万1,200立方メートル)をそれぞれ輸入した。
12月単月ではマレーシアから日本への合板輸出量は5万1,200立方メートルで、11月の6万600立方メートルを下回った。
サラワク木材産業開発公社(STIDC)の統計によると、サラワクから日本への丸太輸出量は昨年、1万5,158立方メートル(1,580万リンギ)で3位となった。トップはインドが50万6,582立方メートル(4億4,850万リンギ)、2位は台湾で4万339立方メートル(3,800万リンギ)だった。
(ザ・スター、3月14日)