【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 マレーシア自動車協会(MAA)の発表によると、会員企業による2022年2月の自動車販売台数は4万3,722台となり、前年同月比で0.6%の増加となった。前月比では8%増となった。

2月の販売は乗用車が3万8,823台で前年同月比0.7%増、商用車は4,899台で同0.1%増となった。生産台数は前年同月比13.5%増の5万1,291台となった。乗用車は14.9%増の4万7,445台、商用車は1.3%減の3,846台だった。

MAAは2月の販売台数が前月比で8%増となったことについて、自動車各社が予約待ちの納車をスピードアップしたことが要因となったと分析。3月については、同月締め年度末に向けて自動車各社が販売を強化していること▽営業日数が多いことーーにより2月実績を上回ると予想している。

なお1―2月の販売台数は8万4,303台で、前年同期比9.7%増となった。乗用車は6.6%増の7万2,491台、商用車は33.2%増の1万1,812台だった。生産台数は11.1%増の9万4,252台となった。