【ペタリンジャヤ】 シンガポールの都市ガス会社シティー・エナジーは19日、シンガポールとマレーシア両国で利用可能な、スマホアプリによる電気自動車(EV)充電サービス「ゴー・バイ・シティーエナジー」(ゴー)を発表した。同日より利用可能となっている。
ゴーは、EV充電ステーション・ネットワークの資金調達・運営・保守を行ない、また、マレーシア国内企業のEVコネクション社と提携することでEV充電サービスの提供地域をマレーシアまで拡大する。
EVコネクションは、メルセデス・ベンツ、ボルボ、現代(ヒョンデ)自動車などの自動車メーカーとの取引があるEV充電ソリューション・プロバイダー。EV充電機器設置業者として第三者認証機関テュフズードの認定も受けている。
シティー・エナジーのペリー・オン最高経営責任者(CEO)は、ゴーは、シンガポールのサービスとして初めてEV充電機能をマレーシアまで拡張し、連絡橋「コーズウェイ」の両側および南北ハイウェイの利用者にさらなる利便性を提供すると述べた。
EVコネクションのリー・ユエンハウ社長は、EVコネクションは、マレーシアのグリーン産業をリードするために実用的ソリューションを提供しているとし、今回のゴーとの提携によってシンガポールとマレーシアのEV利用者は、両国で最大限の接続性と利便性を得られ、航続距離も伸ばすことができると述べた。
(ザ・サン、4月20日、ビジネス・トゥデー、ベルナマ通信、4月19日)