【クアラルンプール】 日本ペイント・マレーシアは28日、全国ショッピングモールのメンテナンス・改装に向け、マレーシア複合施設管理協会(PPKマレーシア)との提携を発表した。

日本ペイントが提供する企業向け「トータルコーティング&コンストラクションソリューション(TCCS)」により、ショッピングモールの再塗装、再防水、床の張り替えなどの改装を実施する。TCCSでは、作業を実施するだけではなく、現場評価から事後評価、引き渡しまでをカバーするため、メンテナンス管理を効率化できるという。

PPKのエブリン・ロー理事は、日本ペイントとの協業により、コンクリートやモルタルの劣化、ひび割れ、カビ、水漏れなどといったメンテナンス上の課題に対処でき、ショッピングモールの構造的完全性を高められ、年間成長率4%のショッピングモール業界の成長がさらに促進できると述べた。
(ビジネス・トゥデー、5月28日)