ホンダマレーシア、新型「HR-V」を発売

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ホンダ・マレーシアは14日、コンパクトスポーツ多目的車(SUV)「HR-V」の新型モデルを発売した。月間販売台数目標は1,600台。
2015年のマレーシア市場投入以来人気を博してきた「HR-V」を刷新。「人生を豊かにする」をグランドコンセプトとして開発し、洗練された外観やプレミアム感を持ちながら、日常生活に使える実用性を維持したモデルとなっている。3種のパワートレイン「1.5L e:HEV」「1.5L VTECターボ」「1.5L DOHC i-VTEC」技術をマレーシア初投入し、安全運転支援システム「ホンダ・センシング」、心地よい換気が可能な空気拡散システム、テールゲートのハンズフリー開閉機能なども装備。バリアントは全4種で、ガソリンモデルとしては「1.5L DOHC i-VTEC」搭載の「1.5L S」(11万4,800リンギ)、「1.5L VTECターボ」搭載の「1.5T E」(12万9,800リンギ)、同「1.5T V」(13万4,800リンギ)の3種を用意。ハイブリットモデルとしては、2モーターハイブリッドシステム「1.5L e:HEV」を搭載した「1.5L e:HEV RS」は、14万800リンギとなる。全5色で、走行距離無制限の5年間保証が付く。「1.5L e:HEV RS」のリチウムイオン・バッテリーには別途走行距離無制限の8年間保証も付属する。
吉村宏信 社長兼最高経営責任者(CEO)は、新型「HR-V」は6月の予約開始以降、すでに2万件の予約を受け付けたと言明。一部で報道された納車待ちの長期化については、バリアントにもよるが現在12カ月を見込んでおり、半導体不足などサプライチェーンの混乱も続いているが、迅速な納車に向けベストを尽くすとした。

UMWトヨタ、トヨタ車を2.52ー6.91%値上げ

【クアラルンプール】 UMWトヨタ・モーターは、売上・サービス税(SST)の減免措置が6月末で終了したことから、トヨタ車の販売価格を2.52ー6.91%値上げした。
「ヴィオス」は、「1.5J」が3.99%値上げの7万7,600リンギ、「1.5E」が3.64%値上げの8万5,600リンギ、「1.5G」が3.22%値上げの9万400リンギ、「1.5GR-S」が2.96%値上げの9万8,100リンギ。「ヤリス」は、「1.5J」が4.03%アップし7万3,800リンギ、「1.5E」が3.63%アップし8万3,300リンギ、「1.5G」が3.29%アップし8万7,600リンギ。「カローラ」では、「1.8E」の値上げ率が5.58%で13万888リンギ、「1.8G」が同5.49%で14万1,888リンギとなった。
「カムリ」は、「2.5V」が5.37%値上げの20万9,800リンギ。「イノーバ」は、「2.0G」が6.91%アップし13万3,800リンギ、「2.0X」が6.39%アップし14万1,880リンギ。「ラッシュ」は、「1.5G」の値上げ率が5.31%で9万3,000リンギ、「1.5S」が同5.57%で9万7,000リンギとなった。
「カローラ・クロス」は「1.8G」が4.31%値上げの12万8,303リンギ、「1.8V」が4.21%値上げの13万4,429リンギ、「1.8ハイブリッド」が2.52%値上げの13万9,991リンギ。「フォーチュナー」は、「2.4AT4×4」が6.33%アップし17万9,880リンギ、「2.8VRZ AT4×4」が6.42%アップし22万880リンギ、「2.7SRZ AT4×4」が5.96%アップし18万6,880リンギ。「ハリアー」の「2.0ラグジュアリー」の値上げ率は3.72%で25万9,000リンギ。「アルファード」の「3.5L」の値上げ率は3.89%で46万4,000リンギ。「ヴェルファイア」の「2.5L」の値上げ率は3.92%で38万2,300リンギとなった。
一方で、商用車「ハイラックス」「ハイエース」はSST減免措置の対象外だったことから販売価格の変更は行われなかった。
(ポールタン、7月12日)

三菱モータース(M)、オランアスリに太陽光発電設備を寄贈

【クアラルンプール】 三菱モータース・マレーシア(MMM)は、パハン州ロンピンにあるオランアスリ(先住民)の集落に太陽光発電設備を寄贈した。
MMMによる寄贈は、三菱自動車工業(本社・東京都港区)が、多様化する社会課題の解決に貢献するための社会的責任(CSR)活動として、地域社会、交通安全、環境、人の4つをテーマとして取り組む「三菱自動車社会貢献STEP活動」の下で実施。非政府組織(NGO)のグローバル・ピース・ファンデーションを通じ、高出力の太陽光パネルの設置を行った。
この集落では、これまでガソリン発電機で電力を確保していたが、大量の煙が出ること、子供達が呼吸困難や眼病になるリスク、竹など発火性の高い原料で作られた住宅に住んでいるため、火災になる危険性があった。今回、太陽光発電設備を設置したことで、火災や健康上のリスクを減らし、日没後も活動することができるようになったという。
(ポールタン、7月12日)

6月予約開始のホンダ新型「HR-V」、納車待ち12カ月か

【クアラルンプール】 ホンダ・マレーシアが6月に予約受付を開始した、コンパクトスポーツ多目的車(SUV)「HR-V」の新型モデルは人気を博し、納車待ちが現在12カ月以上になっている模様だ。

自動車関連ポータルサイト「ポールタン」によると、売上・サービス税(SST)の減免措置を受けるための予約期限が6月末だったことから予約を急いだ人が多かった。「ポールタン」が入手したホンダ・マレーシアの社内メモでは、販売店に対し納車時期を明確に説明するよう伝え、ディーラーに対しては、過度な約束は避け、顧客が納車時期について常に最新情報を受け取れるようにするよう求めていたという。

SST減免措置が実際に適用されるには、6月末までの予約に加え、9カ月先である2023年3月31日までの車両登録が必要なため、納車遅れにより販売数が伸び悩む可能性がある。

新型HR-Vは、「人生を豊かにする」をグランドコンセプトとして開発され、洗練された外観やプレミアム感を持ちながら、日常生活に使える実用性を維持したモデル。発売開始は今年第3四半期の予定で、ハイブリッド車とガソリン車を用意。ハイブリット車にはHR-Vとして初めて2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」技術を搭載する。価格は未発表だが、「ポールタン」によると12万ー14万リンギ程度になる見込み。予約は、ホンダのWebサイトやアプリから受け付けている。
(ポールタン、7月7日)

マレーシアへの高級和牛の輸出額、円安で大幅増=大吉商店

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 近江牛の製造・販売を手がけている大吉商店(本社・滋賀県高島市)によると、マレーシアへの高級和牛の6月の輸出額の伸び率は前年同月比385%となった。
高級和牛の輸出額はマレーシアのみならず、アジア太平洋域全体で伸びて、台湾が175%、シンガポールが140%、フィリピンが220%、タイが110%、オーストリアが167%となった。

日本国内では、円安により、牛の飼料代が急騰、昨年と比べて2倍近い価格となっており、飼料代を販売価格に転嫁することも簡単ではないため、国内では多くの牛肉製造業者が利益を出せずにいるが、円安による苦境のなかで、海外で和牛を好む「富裕層」により輸出は好調で、サーロイン、リブロース、ひれといった「価格の高い部位」から売れているという。

大吉商店は、円安の前から、「販路のプレミアム化」「商品のプレミアム化」「生産者自身のプレミアム化」に取り組んできたことが奏功している。今後も近江牛の価値にこだわり、その素晴らしさを国内、そして海外に広めていくことにこれからも全力を注いでいく方針だ

起業支援のツクリエ、マレーシア企業10社の日本進出を支援

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 起業支援のツクリエ(本社・東京都千代田区)は、科学技術革新省傘下のマレーシア技術革新研究加速機関(MRANTI)と共催で、マレーシア企業向けアクセラレーションプログラム「グローバル・マーケット・フィット2022インジャパン」を4日から開始したと発表した。
同プログラムでは、マレーシア企業10社が約3カ月間に渡り日本市場について学びながら、ローカライズ、ビジネスマッチングなどを行い、マレーシア発イノベーション会社の日本進出を支援する。全4部に分かれ、「講義セッション」では日本市場や会社設立、ビジネス文化などを学ぶオンライン講義を行う。「構築セッション」ではメンタリングやビジネスマッチング・交流会をオンラインで実施。「デザインワークショップ」ではマーケット・フィット戦略を磨くワークショップをオンラインとマレーシアで現地開催する。最後の「検証セッション」では、メンタリングやビジネスマッチングの他、成果発表の場であるピッチイベントをオンライン&東京でリアル開催する。
参加するマレーシア企業は、▽教育・アニメ制作のポリタコ(カナロア・マレーシア)▽ハラル(イスラムの戒律に則った)食品のハジュジャー・アミナー・フード・インダストリーズ▽物流のルージスティック▽ゲームアプリのエンゲーム▽AI(人工知能)のネクスマインドAI▽スポーツアプリのゴー・コーチ・グローバル▽ヘルスケアのロカム・アップス▽ハラル・プラットフォームのシンクス・ソフト▽フィンテックのシンギュラー・テクノロジーズ▽DX(デジタルトランスフォーメーション)のアシスト・グローバル・テクノロジーズーー。
今後、ピッチイベントの視聴者募集なども行う予定で、参加マレーシア企業とのビジネスマッチングに興味のある日本企業からの問い合わせも受け付ける。

乃村工藝社とフレームモーションスタジオ、資本業務提携を締結

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 店舗・商業施設ディスプレイの乃村工藝社(本社・東京都港区)は7日、デジタルコンテンツ企画制作のマレーシア企業フレームモーション・スタジオに出資し、資本業務提携契約を締結したと発表した。

フレームモーションスタジオは、セランゴール州ペタリンジャヤに本社を置く2008年設立のクリエイティブ企業。デジタルコンテンツの企画から設計、制作までワンストップで対応し、多様なメディアを組み合わせたインタラクティブ体験を提供している。そのため、今回の提携により、プロジェクションマッピング、AR(拡張現実)、ジェスチャー技術、映像、ゲームなどさまざまなメディアを統合し、これまで以上に没入感のある体験を提供することが可能になるという。

乃村工藝社グループは、創業以来130年以上にわたって築いてきた「空間と体験」の知見とネットワークを活かし、空間体験デザインの総合プロデュースを行い、フレームモーションスタジオは、ブランドや消費者の体験を高める最先端の没入型体験のソリューションを提供する。両社の強みを生かし、国内外でリアルとバーチャルを融合した新たな空間体験や次世代型のハイブリッドコミュニケーションの創出を加速させ、現代そして未来の人々にアジア発の歓びと感動体験の提供を目指す方針だ。

日産車のタンチョン、セレナSハイブリッドの22年度版発表

【クアラルンプール】 日産車販売のエダラン・タンチョン・モーター(ETCM)は6日、多目的車(MPV)「セレナS-ハイブリッド」の2022年度版を発表した。
排気量2.0リットルの直列4気筒直噴「MR20DD」エンジンを搭載し、エクストロニックCVT(無段変速機)を組み合わせており、最高出力は150PS/6,000rpm、最大トルクは200Nm/4,400rpm。燃費は新欧州ドライビング・サイクル(NEDC)基準で1リットル当たり14.2キロメートルとなる。エクステリアデザインでは「ダブルVモーショングリル」、安全面では自動折りたたみ式ドアミラーを採用するなどの変更が行われた。
「ハイウェイスター」と「プレミアム・ハイウェイスター」2バリエーションを用意。保険なしの価格は「ハイウェイスター」が14万9,888リンギ、「プレミアム・ハイウェイスター」が16万2,888リンギからとなっている。
(ポールタン、7月7日)

ダイハツ系プロドゥア、納車待ちが20万台超に

【ラワン=マレーシアBIZナビ】 ダイハツ系プルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)は、6月末の売上・サービス税(SST)減免措置の終了を前にした駆け込み需要が拡大し、納車待ちが現時点で20万台を超えていることを明らかにした。最終日の6月30日には、1日としては過去最高の2万5,100台分の予約があったという。
ザイナル・アビディン社長兼最高経営責任者(CEO)は、月産能力が2万8,000台であることから来年3月末までとなっているSST減免措置の恩恵が受けられる期間中の納車・登録は十分可能だとした。また自動車価格については、現時点で原材料費の高騰分を吸収できているとし、年内は据え置くことが可能との考えを示した。
なお今年通年の販売台数目標については、24万7,800台の従来予想を維持した。
■上半期の新車販売は30%の大幅増■

プロドゥアは、今年上半期(1-6月)の新車販売台数の累計が12万7,343台となり、前年同期(9万7,290台)比30%の大幅増になったと発表した。

 新型コロナウイルス「Covid-19」拡大防止策の影響で落ち込んだ前年同期からのベース効果に加え、SST減免措置が延長されたことが販売増に寄与した。
車種別ではベストセラーのBセグメント「マイヴィ」が3万8,039台で最も多く、これにAセグメント「アジア」が2万9,183台、Aセグメント・セダン「ベザ」が2万8,719台で続いた。
今年6月単月の販売台数は2万1,164台となり、ロックダウンとなった前年同月(1,009台)の21倍となった。

スギ薬局、アルプロ薬局と提携でマレーシア進出へ

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 スギホールディングス(本社・愛知県大府市)は6日、マレーシア国内で薬局・クリニックなどのヘルスケア事業を展開するアルプロ・ファーマシーとの業務提携を発表した。アルプロがマレーシアでスギ薬局製品を独占販売する。
9月からクアラルンプール(KL)の伊勢丹3店舗(KLCC店、ロット10店、ガーデンズ・モール店)でポップストアをオープンし、全国のアルプロ薬局でスギの専門コーナーを設置する。
アルプロ・ファーマシーは、マレーシア国内に190店舗以上を展開する国内急成長のチェーン薬局で、処方箋調剤数トップシェアを誇る「アルプロ薬局」の運営会社。次期の中期5カ年計画では、マレーシア国内での出店加速および近隣東南アジア諸国へのビジネス展開を計画している。
提携により、両社の取組みをより進化させ、スギホールディングスが培ったトータルヘルスケアのビジネスモデルや商品・商標の提供に加え、互いの経営ノウハウの共有などを通し、両社の事業展開を推進していく。円滑な提携推進のため、双方の人材交流も予定しているという。
スギホールディングスは本提携を通じ、「経済価値」のみならず、アジア地域での「社会価値」の創出にも資する新たな価値創造に挑戦していく方針だ。