【イスカンダル・プテリ】 新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種調整担当大臣を兼任するカイリー・ジャマルディン科学技術革新相は8日、ワクチンの接種目標について、7月以降は1日当たり20万人、8月以降は30万人以上に接種することを目指すと明らかにした。

政府は国家ワクチン接種プログラム(NIP)の下で、ワクチン接種センター(PPV)の増設を進め、10月までに人口の80%へのワクチン摂取完了を目標に掲げている。また大規模PPVの増設に向けて、政府は民間部門とのパートナーシップを強化し、十分な人員を確保することにも努めており、医学生だけではなく、専業主婦や定年退職した元医師や元看護婦などからの協力も得て、ワクチン接種を進めていく計画だ。

今年第3四半期には、米ファイザーーバイオNテック製のワクチン2,500万回分到着する予定。英アストラゼネカ製ワクチンについては、現在到着予定時期について調整中だという。 (ベルナマ通信、フリー・マレーシア・トゥデー、6月8日)