フィライフと東京海上、10代向け新型コロナワクチン保険

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ 】 ネット保険のフィ・ライフと東京海上ホールディングス子会社で、生命保険を提供するトウキョウ・マリン・ライフ・インシュアランス・マレーシア(TMLM)は、新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種保険を開始した。
フィ・ライフが発表した声明によると、12ー17歳までのマレーシア人および永住権所有者を対象にしたもの。フィ・ライフおよびTMLMの生命保険加入者は自動的に登録され、非加入者も10月31日までに登録することで加入することができる。
保険料は無料。ワクチンを接種した後に、副反応による健康被害が出た場合、1日120ー240リンギを最大5日、重度の副反応で亡くなった場合は一時金として、加入者で5,000ー1万2,000リンギが支給される。保険金は、TMLMの新型コロナ医療支援基金により支払われる。保険の保障期間は、今年6月から12月31日まで。

 

サイバージャヤの電動トラム、来年実証実験を実施

【クアラルンプール】 セランゴール州サイバージャヤでは、来年初頭に完全電動式の路面電車(トラム)のパイロット・テストを実施する。「2025年までにスマート低炭素都市となる」ことを目指す取り組みの一環。
電動バスを連結して走らせる自動高速輸送(ART)システムを採用。無人走行と有人走行ともに可能で、専用の軌道を必要とせず、道路標識により形成される仮想線路を走行する。3つの車両を連結し、一度に乗客307人の運搬が可能。最高速度は時速70キロメートル。運行をサポートする充電ステーションなどの設備も設置する。民間企業であるモビルスが協力する予定だが、モビルスは、今年4月にジョホール州イスカンダル・マレーシアで実施されたARTシステムのパイロット・テストにも協力している。
トラムについては、2016年2月に当時の連邦直轄地相からプトラジャヤおよびサイバージャヤへの導入計画が発表された。2018年3月には公共陸運委員会(SPAD)(現・APAD)がプトラジャヤおよびセランゴール州のバンギ、サイバージャヤ、カジャンに導入を提案。2つのMRT路線および計画中の高速鉄道への接続が可能とした。
一方、公共交通機関の利用率の低さから、トラムの長期的な採算性について疑問の声も上がっている。サイバージャヤ住民代表委員会のジャマルディン・マームッド・シャー議長によると、セランゴール州の無料バスサービス「スマート・セランゴール」は、利用者が少ないため赤字になっている。同議長は、「バスと異なりトラムのルートは固定されてしまうため、導入前に採算が取れるかどうか路線調査を行なうべき。また、自動車ではなく公共交通機関を利用するよう促すには、政府による抜本的な改革が必要だ」と述べた。
(マレー・メイル、9月27日)

州間移動が10月から解禁の見通し、接種率90%達成が条件

【プトラジャヤ】 国家復興評議会(NRC、MPN)のムヒディン ヤシン議長(前首相)は、成人人口の90%がワクチン接種を完了した場合、10月から州間移動が解禁される見込みだと述べた。
27日のMPN会議には、ムヒディン議長に加え、▽テンク・ザフフル・アブドル・アジズ財務相▽アズミン・アリ上級相(兼通産相)▽モハマド・ラジ上級相(兼教育相)▽カイリー・ジャマルディン保健相ーーが出席。州間移動について、ワクチンの接種状況に応じて遅くとも10月初旬ー中旬に解禁することが決定されたという。同時に海外との往来についても関係省庁で検討が進んでおり、イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相と話し合う予定があるとした。検討事項には、観光客や実業家の入国案、ワクチン接種完了者を受け入れる国への出国案がともに含まれているという。
ムヒディン議長によると、本MPN会議では、10月から段階的に再開される学校の再開準備状況や州復興協議会の新設についても議論が行なわれた。州復興業議会は、MPNでの決定事項を州レベルで滞りなく実施するための会議体。首相や閣僚に案を提出し、検討と合意を得ることになるという。
ムヒディン議長は、MPNは様々な分野の人を巻き込み国の復興に全面的に取り組んでいくとした。今後、経営者や零細・中小企業オーナーのビジネス継続支援や、パンデミックの影響を受け悪化している貧困問題の対処にも力を入れていきたいと強調した。
(ベルナマ通信、9月27日)

サラワク南部地域、10月1日から第3フェーズに移行

【クチン】 サラワク州の南部地域は、10月1日付けで国家復興計画(NRP)の第2フェーズから第3フェーズに移行する。27日、サラワク州防災委員会(SDMC)事務局が発表した。
今回移行するのは、▽クチン▽バウ▽ルンドゥ▽サマラハン▽アサジャヤ▽シムンジャン▽セリアン▽テベドゥーー。
第3フェーズへの移行に伴い、各種経済活動やスポーツ、観光、レクリエーション活動が認められるが、標準的運用手順(SOP)の遵守が必須となる。▽宝くじ▽健康製品販売▽スパ▽リフレクソロジー▽美容サロン▽ネットカフェ▽玩具ショップ▽ビリヤードセンターーー向けのSOPは来週よりCOVIDNOW (https://covidnow.moh.gov.my/swak )から入手可能。ジム、ズンバやヨガなどのスタジオやスイミングプールについては、サラワク州青年スポーツ省から、観光関連イベントや商品については、サラワク州観光芸術文化省からSOPを入手する必要がある。
一方、SDMC事務局は、南部地域では、地域間移動は禁止されておらず、警察の許可証も不要だが、輸送車両の運転手(同乗者含む)が頻繁に地域間を移動する場合には、警察から許可証を取得し、7日ごとにRTK抗原検査または唾液PCR検査を受ける必要があるとした。この運転手向け新ルールは28日付で発効する。
(マレー・メイル、9月27日)

新型コロナの感染者数は1万1332人、サラワク州が最多

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 保健省(MOH)は28日、新型コロナウイルス「Covid-19」の新規感染者数は1万1,332人だったと発表した。累計感染者数は222万526人となった。
州・地域別の感染者数はサラワクが最も多く2,358人だった。それに▽ジョホール(1,319人)▽セランゴール(1,231人)▽クランタン(1,088人)▽サバ(965人)▽ペナン(895人)▽ケダ(819人)▽ペラ(678人)▽パハン(677人)▽トレンガヌ(629人)▽マラッカ(303人)▽クアラルンプール(KL、240人)▽ネグリ・センビラン(89人)▽プトラジャヤ(19人)▽ペルリス(19人)▽ラブアン(3人)ーーが続いた。
27日に確認された新規感染者数のうち、83.3%が自宅、10.8%が低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)、5.4%が医療機関、0.5%が集中治療室(ICU)で療養中。1万6,430人が回復し、累計治癒者は200万5,939人、死者数は258人で、累計で2万5,695人だった。アクティブ感染者は、前日から5,729人減少し、17万7,560人となった。
また同日は新たに19カ所のクラスターを確認。職場で9カ所、コミュニティで8カ所、残りは福祉施設と拘留所でクラスターが発生した。州・地域別ではクランタンが8カ所で最も多かった。