【クアラルンプール】 民泊仲介サイトのエアービーアンドビー(Airbnb)が実施した最新調査によると、68%のマレーシア人が次の旅行でAirbnbを利用して短期賃貸型の宿泊施設に滞在することを計画していることがわかった。
44%は「12カ月以内にAirbnbでホストとして宿泊施設を提供すること考えている」と回答。62%は「宿泊施設を提供することで、ホストだけではなく周辺の企業などにも利益をもたらすことができると考えている」と答えた。
また80%が「不動産市場で起きている売れ残り物件問題解消のために、空き物件を短期賃貸物件として認めるべき」と考えており、その回答率は、特にペナン州、ジョホール州、セランゴール州、クアラルンプールなどの地域で高かった。
Airbnbの東南アジア公共政策責任者は、短期賃貸型の宿泊施設はマレーシア経済に大きく貢献してきたと言明。マレーシア人は、地域コミュニティにプラス効果をもたらすと考えていることが今回の調査でも明らかになったとした。
(ベルナマ通信、3月7日)