【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 外務省はマレーシア在留邦人を対象として、オンラインでの「安全対策ウェブセミナー」を開催する。医療関係専門家や危機管理専門家による講演を配信する予定だ。参加費は無料。
新型コロナウイルス「Covid-19」感染拡大など、海外リスクに対する意識を抜本的に見直す必要性が高まっていることから、テロ・誘拐・感染症対策等で豊富な経験を有する危機管理専門家等とともに、リスクに応じた安全対策に関するセミナーを配信することを決めた

配信期間は3月17日から31日までとなり、全体で1時間30分程度。「GoToWebinar」を使用したストリーミング配信で、配信期間内であればいつでも何度でも視聴が可能。専用アプリのダウンロードは不要。17日午前9時 (日本時間)以降に外務省ホームページに設置されるリンクから必要事項を登録することで受講が可能となる。
 在マレーシア日本国大使館は、日本人の海外進出が進み、企業関係者の活動地域が広がる中、日本人がテロをはじめとする凶悪な事件や、感染症、一般犯罪、事故・災害、社会運動等の危機・混乱に遭遇する危険性が高まっているため、海外における様々な不測の事態を想定し、安全を確保することが重要な課題となっているとしている。