【クアラルンプール】 保健省(MoH)は24日、4月1日の国境再開後の入国者向け新規則について発表した。
ワクチン接種完了者の場合、出国前に▽新型コロナウイルス「Covid-19」情報・追跡アプリ「MySejahtera」アプリケーションをダウンロード、必要項目を登録▽「MySejahtera」アプリの「トラベラー(Traveller)」アイコンから旅行申告書に記入▽出発2日前にRT-PCR検査を受け、結果を登録▽出発前60ー6日以内にコロナ感染していた場合は、出発2日前にRTK-Ag検査を受け、結果を登録▽非居住者の場合、コロナ保険・旅行保険の双方に加入し、滞在先住所を登録ーーが必要で、全て完了した時点で「旅行者カード」が発行される。
ワクチン未接種あるいは未完了の場合には、「MySejahtera」を通じて、5日間の監視・観察指示または在宅監視命令(HSO)が発行される。「MySejahtera」アプリで「旅行者カード」あるいはHSOが表示されていない場合、旅行ができなくなる。
全旅行者は到着後24時間以内に、医療施設でRTK-Ag検査を受けることが義務付けられ、結果は「MySejahtera」アプリに表示される。検査を受けない場合、強制送還の可能性があるという。
到着後24時間以内の検査結果が陰性だった場合、ワクチン接種完了者は隔離不要で旅行を継続できる。ワクチン未接種あるいは未完了の場合には、宿泊先での5日間のHSOが指示され、4日目にRT-PCR検査、5日目にRTK-Ag検査を受ける必要がある。
到着後24時間以内の検査結果が陽性だった場合には、ワクチン接種を完了しており、かつカテゴリー1(無症状)、カテゴリー2(軽度の症状)の場合、宿泊先での7日間のHSOが指示される。ワクチン未接種の場合はHSOが10日間になる。カテゴリー3(肺炎の症状)以上の場合は、低リスク者用隔離・治療センター(PKRC)または私立病院で治療を受ける必要がある。
6歳未満の子どもの場合は、出国前、到着後のいずれもコロナ検査を受ける必要はない。
(エッジ、ベルナマ通信、3月24日)