【セパン】 格安航空のエアアジアは簡易抗原検査サービスを同航空利用の入国者に提供することで、医療グループのセンチュリー・メディカル・センター・メディジャヤと合意し覚書を交わした。検査施設はクアラルンプール新国際空港の格安航空会社ターミナル(KLIA2)にある商業施設「ゲートウェイ@klia2」に設けた。
検査を実施するのはマレーシアとシンガポールで活動する医療検査のパスラボ。到着客に60リンギで17日から検査サービスを提供する。
パスラボの社長でもあるメディジャヤのマーカス・カム社長によると、綿棒を使った検体採取に要する時間は5分以内で、検査結果は30分以内に政府のコロナウイルス情報追跡アプリ「MySejahtera」にアップロードされる。受検者当人にも電子メールで24時間以内に通知する。
出国する旅客にもメディジャヤは120リンギでPCR検査を提供する。この検査結果も24時間以内に当人にメールで通知する。
メディジャヤはKLIA2以外では、ペタリンジャヤ、クラン、クアラルンプール、ジョホールバルで検査サービスを提供している。マラッカ、コタキナバルでも近くサービスを開始する。
(ザ・スター、4月7日)