【クアラルンプール】 保健省のノール・ヒシャム事務次官は17日、手足口病(HFMD)が大幅に増加しており、今年1月から5月14日までの感染者数は、全国で3万1,661人に達したと明らかにした。前年同期2,121人の約15倍。
州別に見ると、セランゴールが最も多く、全体の28%を占める8,864人。それに▽クアラルンプール・プトラジャヤが4,421人(構成比14%)▽サバが2,650人(8%)▽ペラが2,638人(8%)▽クランタンが2,493人(7.9%)▽その他の州が約1,500人以下ーーだった。
発生場所は幼稚園、保育園、幼稚園が575人(65%)、個人宅で305人(34%)、保育センターで27人(3%)だった。
カイリー保健相は、昨年は行動制限令(MCO)により外出が規制されていたため感染が避けられたが、学校や対面授業、幼稚園や保育所などの経済部門の再開に伴い、症例が増加したと言明。新型コロナウイルス「Covid-19」情報・追跡アプリ「MySejahtera」にも触れ、HFMDなどの感染病のホットスポット(流行地域)を追跡する新機能「感染症トラッカー」が追加されたとして、保護者が感染を避けるために活用できるとした。
HFMDは、主に未就学児が罹患するウイルス性感染症。唾液、食事、ウイルス付着物への接触を介して感染する。症状としては、発熱に続き、手足や口、舌などに水疱性発疹が出る。治療をしなくても7ー10日で回復する場合が多いが、エンテロウイルス71(EV71)に感染した場合は、脳炎、肺水腫、心筋炎などの重篤な合併症を引き起こす可能性がある。
(マレー・メイル、5月17日、ベルナマ通信、5月14日)



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