【クアラルンプール=マレーシアBIZ】 空港運営のマレーシア・エアポーツ(MAHB)によると、2022年3月の国内空港における航空旅客数は、前年同月比5.2倍の303.1万人だった。前月の254.3万人からは19.2%増加した。
国際線は前年同月比4.1倍の42万人で、国内線は5.4倍の261.1万人だった。
クアラルンプール新国際空港(KLIA)は123.1万人で、前年同月比6倍。国際線は4.1倍の40.6万人、国内線も7.8倍の82.5万人となった。
KLIAを除く国内空港は4.7倍の180万人となった。国際線は4.7倍の1.4万人、国内線は4.8倍の178.6万人だった。
第一四半期の航空旅客数は832.8万人で、前年同期比5.0倍となった。国際線が3.6倍の96.8万人、国内線が5.3倍の736.0万人だった。
今後の見通しについてMAHBは、4月1日かのら国境再開後、1日あたりの平均旅客数が前月比48%増加したと指摘。ラマダン(断食月)開始後に若干の減少はあったものの、例年の傾向からハリラヤ休暇に向けてさらに航空旅客数は増加すると予想した。国内線航空会社の最新情報によると、ラマダン期間の最後の7日間の予約数は4月前半12日間に比べ33%増加しているとした。