【クアラルンプール】 シャヒダン・カシム連邦直轄地相は8日、国家復興計画(NRP)第1フェーズに指定されているクアラルンプール(KL)とプトラジャヤについて、10日付けで第2フェーズに移行する見通しだと発表した。最終決定は国家安全委員会(NSC)が行なう。

国内取引消費者行政省によると、第2フェーズに移行すれば、標準的運用手順(SOP)の遵守や新型コロナウイルス「Covid-19」・マネジメント・システム(CIMS3.0)を通じた申請を条件に、すべての流通・販売セクターで営業再開が認められる。製造業についてはすでに、従業員のワクチン接種完了を条件に非必需品関連も稼働制限内での操業再開が認められている。

またシャヒダン氏は、同じ連邦直轄地で現在第4フェーズに移行しているラブアンについては、16日から試験的にトラベルバブルが実施されるランカウイと同様のトラベルバブルが近日実施され、観光客に開放されると明らかにした。

ワクチン供給アクセス保証特別委員会(JKJAV)の最新の統計によると、首都圏クランバレーの成人人口の97.8%がワクチン接種を完了した。

(フリー・マレーシア・トゥデー、星州日報、9月8日)