【クアラルンプール】 イスマイル・サブリ・ヤアコブ首相は、クリエイティブ産業における標準的運用手順(SOP)緩和にともない、映画館や劇場、コンサートなどの営業再開を9日より全国的に認めると発表した。
入場できるのは新型コロナウイルス「Covid-19」ワクチン接種を完了した人のみで、入場定員は映画館は通常の収容能力の50%、演劇や演奏会などのライブパフォーマンスは30%を上限とする。美術館、展示ホールについても予約入場制で同じく30%を上限に認める。
イスマイル首相は、クリエイティブ産業が2019年には国内総生産(GDP)の2%に相当する290億リンギを稼ぎ出したと指摘。SOP緩和によって100万人以上のアーティスト、1万9,000社以上の関連会社に利益をもたらすと強調した。
(ベルナマ通信、フリー・マレーシア・トゥデー、エッジ、9月7日)