【クアラルンプール】 今年で17回目となるハラル(イスラムの戒律に則った)製品の国際展示会、マレーシア国際ハラル・ショーケース(MIHAS2021)が9日、バーチャル方式で開幕した。
新型コロナウイルス「Covid-19」のためにバーチャル開催となった今年は、バーチャル展示会、企業間(B2B)ビジネスマッチング(eBizMatch)、ナレッジハブ——の3つの主要コンポーネントで構成されている。
メキシコ、ブラジル、チリ、アルゼンチンなどの国からの新規参入もあり、43カ国から549社がバーチャル出展する。バーチャル商談の会期は12月31日までとなっている。
MIHASによると、日本からは▽有馬芳香堂(豆類・菓子)▽ADEKAグループ(製パン用油脂)▽オタフクソース▽ひかり味噌▽桃太郎食品▽グルメ杵屋▽ナルラジャパン▽ナカニシ・マニュファクチャリング▽三菱商事クアラルンプール(KL)支店▽日本タルク▽ハラールメディアジャパン▽ハラル・ジャパン協会——が出展している。
ナレッジハブでは、9月9日—11日にわたりイスラム金融、イノベーションとビジネスの持続可能性、デジタルテクノロジー、女性の役割、ハラル経済における若い起業家の視点などをテーマにしたハラル産業関連カンファレンスがバーチャル開催される。
(ベルナマ通信、9月6日)