【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 UMWグループは13日、傘下のUMWトヨタ・モーター(UMWT)とプルサハアン・オトモビル・クドゥア(プロドゥア)を合計した3月単月の自動車販売台数が3万5,246台となり、前月比48%の大幅増加となったと発表した。
 UMWTの3月の販売台数は、前年同月比32%増の8,487台。第1四半期では前年同期比31%増の2万2,447台となった。「ハイラックス」や「ヴィオス」、「カローラクロス」、「ヤリス」が好調だった。
 一方で、プロドゥアの3月の販売台数は2万6,759台で、前月比54%の大幅増加となった。第1四半期も、前年同期比6%増の6万1,624台で、年間販売目標の25%を達成した。昨年11月に発表した「マイヴィ」のマイナーチェンジモデル、「アジア」、「ベザ」が好調だった。
 UMWホールディングスのアハマド・フアド・ケナリ社長兼最高経営責任者(CEO)は、両社ともに予約が好調に入っており、目標達成に向けて順調に進んでいると述べた。納車の迅速化を図り増産を行う他、新モデルの発表して目標達成を目指すと説明。その上で、顧客に対して同社製品とサービスへの支援に謝意を表明した。