【クアラルンプール】 ホテルチェーンの仏アコーホテルズは、4つ星ホテル「メルキュール・クアラルンプール・グレンマリー」をセランゴール州シャアラムにオープンした。開発費は7,500万リンギ。
不動産開発のパラマウント・グループが手掛けるシャアラムの総合開発事業「ウトロポリス・グレンマリー」の一角に位置し、グレンマリー地区で初めての国際ビジネスホテルで、2019年末に開業予定だったが、2021年11月に一部ソフトオープンした。
13階建ての全229室に55インチのスマートLEDテレビ、レインシャワー付きバスルーム、高速Wifiを完備し、地元アーティストによる絵画も飾られている。屋上スペースやプール、プールバー、フィットネスセンター、終日利用できるダイニングレストランも用意。ミーティングやイベント、ウェディングに使用できる多目的ルームも5カ所あり、全ルーム合わせて140人が利用可能だ。
「ウトロポリス・グレンマリー」はショッピングモール、サービスアパート、大学などで構成されており、高速道路経由でクアラルンプール国際空港から車で40分、スバン空港からは15分と利便性の高い場所に位置する。
メルキュールは、アコーホテルズが有する最大規模の中級ホテルブランドで、60カ国、810カ所以上で展開されている。
(ニュー・ストレーツ・タイムズ電子版、4月15日、アコーホテルズ発表資料)