【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 総合人材サービスのパーソルホールディングス(本社・東京都港区)は24日、人材サービスのマレーシア企業ウォブへの出資を決定したと発表した。
パーソルのグループ企業でベンチャーキャピタル事業に携わるパーソルベンチャーパートナーズ合同会社(本社・東京都港区、旧・パーソル・イノベーション・ファンド)を通じて出資した。出資額は非公開。
ウォブは2014年にクアラルンプールで設立。若手人材層に向けた求人サイト「ハイアードリー」の運営や人工知能(AI)を活用した人材紹介サービスに携わっている。
パーソルベンチャーパートナーズのパートナーである石田真悟氏は、パンデミックにより、働き方や仕事の探し方を変えざるを得なくなっており、人材紹介サービスも進化を求められており、ハイアードリーは、AIテクノロジーと採用コンサルタントにより、採用プロセスを変革していると言明。今後、ウォブと一緒にマレーシアの働き方をリードしていくことに興奮していると述べた。
ウォブは今後、マレーシア国内の若手から中間層向けサービスを強化し、新たな機能を追加していく方針だ。